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2016年も宜しく

 年賀状戴いた皆様。ありがとうございます。昨年夏に母が亡くなってますので、御挨拶は遠慮させて戴き、失礼致します。

 昨年は、特にいろいろなことを経験した年でした。

 夏には急遽、映画製作に参加し、成り行きでプロデューサーも勤めることになりましたし、アクション俳優デビュー?も致しました。

 本は、共著が一冊シリーズ新刊が一冊増刷分が一冊で、都合、三冊出せました。

 企画自体は五つくらい出していたんですが、中々、構造化している出版不況の下では、スンナリと通りませんでしたね。

 創作作家デビューは今年に持ち越しになりましたが、作品自体は既に書いているので、今年は形にしたいです。

 武術の研究指導に関しては、相当、進みました。

 中国武術全般(太極拳・八卦掌・形意拳・意拳・太気拳・八極拳・通背拳・白鶴拳・蟷螂拳・詠春拳・シュアイジャオ・擒拿・点穴)、日本古武術(剣術・居合術・槍術・杖術・手裏剣術・柔体術・忍法体術・合気柔術)、空手(フルコンタクト空手・伝統空手・沖縄空手)、フィリピン武術、インドネシア武術などの研究が、それらの流儀の指導者クラスの会員の増加によって格段に進んだのです。

 格闘技系(ボクシング・キックボクシング・総合格闘技・ブラジリアン柔術)なども、今年はもう少し研究を深めていきたいですね。

 実際に打ち合うのは発勁を体得してしまうと後遺症が心配なのでフルコンタクトではできませんが、発勁を使いこなせない新しい会員に関しては、多少は打ち合いの経験も必要だろうと思いますので、防具とか安全具を揃えて慎重に研究してみようと思います。

 スタンディングサンドバッグが揃えられたので、当て身のやり方をしっかり体得させたいですし、私自身も、対人稽古で本気で打てないのはストレス溜まるので、サンドバッグトレーニングをもっとやりたいんですね。

 何しろ、20代終わり頃に格闘技の練習をした頃は、公園の東屋のコンクリの柱にキックミットをくくりつけて3時間ぶっ通しで回し蹴りの練習やったりしてましたから、基本的には打撃技が好きなんですよ。

 今現在、どれくらいの威力が出せるようになっているのか?を確認するにはサンドバッグ打つしか確認の方法がありませんからね。

 甲野氏の顔面にビンタ張り回したのも、この頃より少し前(27歳くらい?)でしたが、型稽古しかしない武術の実戦性に疑問を持った時期でしたね~。

 既に発勁はできたんですが、戦闘の中で確実に極める技術は持っていなかったです。当時は・・・。

 武術の一番の問題点は、独りでやっていたり、仲間内で型稽古だけやっていると万能に戦えるような誇大妄想が湧いてくるという点です。

 で、現代武道や格闘技をやり込んでいる人とまともに手合わせして何もできずにボコボコにやられてしまう・・・というパターンが百人中九十七人?くらいはある訳ですよ。

 もう、コントのように負けますから、嘘だと思ったらフルコンタクトの試合とか出てみてください。唖然とするほど自分の思い通りにいきませんよ。

 合気武道系の年配の師範が試合をやってボロ負けしたりするじゃないですか? ああなるのは分かり切ってるんですが、でも、たとえ勘違いしていたとしても、ごまかしの利かない試合場に出るというのは勇気の要ることですよ。

 私は試合の方が怖いですよね~。あれは戦いたくてたまらないくらいの感覚の人でないとやっちゃいかんと思います。

 年末の格闘技番組もちょこちょこっと見ましたけど、普通の人間にはできないと思いますね。曙の後頭部から血がピュッピュッて出てるのを見た時は、『ゴジラ対メカゴジラ』でメカゴジラのスペースビーム攻撃で首から血を噴出させて倒れるゴジラを思いだしました・・・。

 あれはどうなのかな~? 残酷過ぎるってクレームが入って、今年の年末はもう放送できないかもしれないな~?

 もし、ウルトラマンや仮面ライダーや戦隊ヒーローが怪獣や怪人と戦っていて血ダルマになったりしていたら、こんなにシリーズは続かなかったでしょうね~?

 はっきり言って、試合と比べれば喧嘩の方がずっと楽で簡単です。相手が油断しているところに先手必勝でやれば、まず勝てます。

 コツはありますけどね? モタモタしてると複数で袋にされたり刃物出されたりする心配もありますから、トロイ人はやめた方がいいでしょうが・・・(普通はしないか?)。

 喧嘩だと関節技はかなり有効です。相手が、そういう技をかけられると予想していないから、実に簡単にかかったりします。そういう意味では合気道は意外に喧嘩向きです。

 殴ったり蹴ったりするのって、過剰になるか、逆に効かなくて自滅するかの確率が高いんですね。アドレナリンが出て痛みに鈍感になるから、やたら殴りまくったりして致命傷になってしまう場合もあります。

 私は、大抵、軽~く掌打を入れてから、そのまま関節技かけて相手が戦意喪失するように仕向けるようにしています。怪我させなくて済むでしょう?

 中国武術って拳法のイメージが強いでしょうが、関節技とか崩し技が多いんですよ。

 発勁だとオーバーパワーになり過ぎるから安全に相手を制圧する手段も研究されたんじゃないでしょうか? 日本の柔術と一緒ですね。

「関節技なんか実戦ではそうそう極まらない」と言う人もいますが、間違いではありません。確かに経験者にはそうそうかかりません。

 単独で使おうとすると難しいのですが、しかし、発勁・化勁と混ぜて使うと非常に有効性があるんです。知らない人だと、あっという間に逆転できたりしますから。

 そういえば、「つよかわ」のシュートボクシング女子チャンピオンのレーナさんの試合が、まさにそんな感じでしたね? 打撃戦だけだったら相手が一枚上の感じでしたが、首投げはよく極まっていたし、フィニッシュホールドも、サンボの飛びつき腕拉ぎでした。


 技は単独でできても知ってる相手にはなかなか通用しないんですよ。だから、相手が知らない技を沢山知っているか、あるいは技を極めるコツを知ってるかのどっちかがないといけない。

 もっとも、前者は誰でもできる訳ではありません。私も40年も研究してきているから膨大な知識が持てている訳です。

 2日の新年初の稽古では、後者の“コツ”を指導しました。

 推手から腕の関節を捕らえる練習、更に、交叉法で差し手すると同時に腕の逆関節を極めていく練習をやりました。

 うまくかけるコツは、立ち止まったままかけようとするのではなく、“歩きながらかける”ことです。

 イメージ的には間合が詰まり過ぎて技がかけづらくなる?と思うでしょうが、実際は相手は技をかけられまいとして逃げようとしますから、足を止めたままかけるのは無理なんです。逃げる以上に追い込むことで技をかけられます。

 ここが重要なんですね。

 つまり、相手に万全の体勢を取らせないまま一気に攻め潰す訳です。

 これでないと交叉法の意味がありません。相手を0の状態にしつつ、こちらは100出せる状態にする。だから、実力差も無関係に勝てる訳です。

 具体的なやり方はうちの秘伝なんで、公開しません。知られたら警戒されたり返し技を工夫されてしまうでしょう?

 誰もが勘違いするんですが、この戦術こそが武術の極意なんですよ。

 自分も相手も100の状態で技を繰り出して競うのが格闘技の試合なんですが、武術にしろ喧嘩の上手いヤツにしろ、「いかにして相手に実力を発揮させないか?」が肝心な点なのです。

 今年の目標としては、戦術の徹底深化ですね。一つの技を、どう応用変化して千変万化させるか?ということを例年以上にやりたいです。

 そのためにも、今年はいろんな流儀の型(套路)も練習する予定でいます。

 太極拳も、簡化24式・呉式・陳式。形意拳は五行拳・十二形拳・五行連環拳。八卦掌は八母掌・連環掌。八極拳は金剛八式・小八極・大八極。通背拳は五行掌。詠春拳は小念頭・尋橋・標指。白鶴拳は五形拳・八歩連。蟷螂拳は崩歩拳。空手は三戦・ナイハンチ・ピンアン・パッサイ合一。このくらいはやろうかな~?と。

 後、地しょう拳や孫ビン拳とかもやろうかな?

 古武術や合気道の型も応用法を研究しようと思います。型の動作の中には、無数の応用変化の法則が隠れていますから、それを解析するのも研究になります。

 月例セミナーも、毎年、同じ内容だと常連の人は飽きがくると思うので、今年は普段の稽古で研究している内容をドシドシ教えていこうと思いますので、普段、来れていない会員さんもどうぞ!

 常に進化し続けるのが游心流の最大の特徴です!

 第一回目(1月10日)は“脱力体の養成”です

 これが、発勁、合気の要ですし、重心力を自在に駆使するにはどうしても必要なことです。つまり、一番、肝心で、一番、(あらゆるジャンルに)応用の利く原理をお教えします。

 もちろん、例年より内容はバージョンアップして最新研究成果も盛り込みますから、期待していてください。


PS;ごめんなさい! メイプルホールの稽古初めを14日と書いていましたが、勘違いしていました。第一週の木曜日は7日でしたね? すいません。訂正します。メイプルホールの稽古は1月7日の夜7時からやります。会員なら誰でも参加できます。1月は7日と21日です!

 
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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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