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ほびっと村『セーラー服忍者』上映会感想

 4月17日(日)は、西荻窪ほびっと村学校にて『セーラー服忍者』の上映会でした。

・・・が、もう朝から台風並の強風が吹いていて雨もパラパラ・・・。いや~な予感がしましたが、案の定、八王子駅で電車が止まっていて、「強風のため速度を落として運転しております」とのアナウンスが・・・。

 予約制じゃなかったんで、この悪天候にわざわざ映画を観に来るお客さんがいるだろうか?という諦めモードに入ってしまいました。

 というのも、都合が悪いと支部長連がそろって欠席するというメールが来ていて、これは一人も来ないかも?という感じで監督と二人で投げやりになっていたんです。

 が、一人、二人と来ていただき、来れない筈だった小塚師範もひょっこり顔を出してくれました。

 何か、山田師範の畑仕事に行く予定だったものの悪天候で諦めて、代わりに来てくれたのだとか?

 そして、稲吉先生も来られるということで、総勢9人で鑑賞することになりました。

 お一人、岩槻映画祭で声をかけてくださった方も来られていて、何と! 横浜から来られたということで、有り難過ぎですよ!

 そんなに気に入ってくださったのか?と思ったら、途中から見たので最初の方を見逃してしまっていたからとのことでしたが、それでも、この悪天候の中を来てくださって、やっぱり岩槻映画祭に来られる人は本当の映画好きな方なんだな~?と、ちょっとジーンとしました。

 映画は一時間なので、後の半分は私がトークしたり感想を聞いたりで費やしました。

 撮影中の思い出話で、一時間くらいはすぐ終わってしまいますよね?

 映画の感想も概ね、良好でした。

 傑作とか名作というような作品じゃありませんが、やっぱり苦労して撮っただけの愛情が詰まった作品ではあると思うんですね。

 私は5~6回観てますが、毎回、ラストシーンでじわっと来ます。

 結局、この作品、400年の刻を跨いだ家族の絆を描いているんですよ。

 意図してじゃなくて、脚本を直しているうちに結果的にそうなったんですね?

 もちろん、見る度に、「ここはこうすれば良かったのにな~?」とか思うんですけど、撮ってる最中はギリギリまで頑張っていたんで、例えば、もっと潤沢に予算があって有名な役者さんばかり使って撮っていたとしても、こんなに愛すべき作品になっただろうか?という気はします。

 何しろ、30年前に岡山理科大学を中退して上京した目的が「映画の仕事をやりたい!」だったんですよね~。

 一体全体、私はどこで間違って武術研究家なんてケッタイな仕事をやるようになってしまったんだろう?と思う訳ですよ。

 無論、当初は東京の自主映画の世界に入って、そこからプロへの道を探ったりもしていましたが、プロというのは明確に才能の有無で道が決まってしまうものですよね?

 私は映画製作の才能は無かったんですよ(代わりに武術研究の才能が有った)。

 出会った人達も武術に関する人が多くて、これはこれで嫌いじゃなかったし、これでしか食う手段が無かったので、別に今の境遇に不満がある訳ではありません。

 しかし、やっぱり映画が好きなんですよ。

 アクション映画、ホラー映画、特撮映画・・・。

 特に決定的に映画やりたいと思った切っ掛けになったのは、『最も危険な遊戯』『狼の紋章』『夢見るように眠りたい』『忍者武芸帖百地三太夫』『ドランクモンキー酔拳』『ゼイラム』『ヒルコ妖怪ハンター』『エコエコアザラク(佐伯日菜子版)』『子連れ狼死に風に向かう乳母車』とかですかね~?

 だから、ながせき監督から『セーラー服忍者』の原案の話を聞いた時は、「そりゃあ面白い! 是非、やりたい! いや、俺たちでも充分、できるかもしれない?」と思った訳でした。

 だけど、今だから言えますが、実際にこの話を撮るのは非常に難しい・・・というか不可能に近いのではないか?と思った訳です。

 何千万円も製作資金があればそれなりのものができるでしょうが、我々だけで撮れるとは到底、思えなかったんですよ。

 でも、酒飲み話だったら罰当たらないでしょう?

 話半分で企画を進めました。

 で、具体的に撮るとしたら、我々だけでは鑑賞に堪えるものにはならないから、大前提として、つばさ基地に全面協力をお願いしよう!ということにしました。

 特に、企画の前提として、岩下めぐみさんにアクションスタントをやってもらうことを第一に考えました。

グリムリーパー』の時に、僅かでしたがスタントアクションをやってもらい、そのポテンシャルの高さに我々はほれ込んでいたんですよ。

 と同時に、「どうせなら、秋本つばささんにも重要な役をやってもらおう!」ということにしました。

 ところが、ここで予期せぬ障害が発生しました。

 くノ一が現代にタイムスリップして必殺仕事人みたいなことをやるTVドラマが放送されたのです・・・。

「いくらなんでも、これではパクリと思われてしまう。残念だけど、延期しよう」と話して、一度はお蔵入りにしていました。

 が、このドラマ、さして話題にもならないまま終了してしまいました。見ていた私もタイトルを思い出さないくらいですから、もう誰も覚えていないんじゃないでしょうか?

 そして、ながせき監督から「そろそろ、あの企画やりませんか?」と電話があったのが、昨年の夏・・・そして、なんだかんだと怒涛のように企画進行させて撮り上げてしまったのでした。

 私がプロデューサーやることになったのも成り行きでしたが、奇跡のように凄い人ががしがし出てもらえることになり、何か、ある意味、ゴージャス過ぎる映画になりました。

 まあ、多くは語りません。見てもらえば解るでしょう。

 2015年の夏、狂ったように熱中して撮った作品。

 30年前の思いがようやく実った・・・今はそう思っています。


 次回上映会は、5月22日、相模原千代田メイプルホールにて午後1:00から上映します!(併映は『いちごジャム』)


PS;我が郷里、熊本が大変なことになってしまいました・・・柄にもなく少しでも助けになれたら?と思い、義援金を送る資金稼ぎにDVDすべて(特別講習会DVDを除く)を半額セールとすることにしました。「買いたいけど高くて買えなかった」という方、是非、この機会に・・・。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
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