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批判と中傷は違うもの

 何度も書いてきているつもりですが、私は、“批判は建設的なダメ出し”で、“悪口は悪意ある誹謗中傷”と考えており、まったく別物だと思っています。

 私が批判するのは、概ね、「その人物が社会的影響力が大きい場合」に限っています。

 なので、私が個人的に本気で嫌いな人物とか、社会的影響力が乏しい人物に対しては批判しません。批判するだけ益が無いと考えるからです。

 武道の世界では、批判的な意見を出すと、途端に「悪口だ!」と決めつけられてしまうので、心にもない、お世辞やおべんちゃらを無意味に書き連ねる気持ちの悪い習慣(心にも無い綺麗事を言う虚礼。相手を侮蔑する高慢さが隠れている。吐き気がしますよ)が延々と続いてきています。

 しかし、内輪では悪口雑言、他流の悪口をたれ流して嘲笑する人も多く、その裏表の激しさにウンザリさせられたことも二度や三度ではありません。

 私も練習後の親睦会で著名武術家の失敗談を披露して楽しく笑う?というのがいつものことなので、不謹慎だと非難されればそれまでですが、それは冗談の枠内なんですから目くじら立てられても困りますよね?

 実際に冗談で言ったつもりの言葉が巡り巡って、ある先生を怒らせてしまったことがあり、お酒持ってお詫びに行ったこともありますよ。

 ブラックジョークというのは、愛情の裏返しみたいなものなんですから、解ってくださいよ~っと言いたいですけど、第三者を通すとシャレでなくなってしまう場合もある。

 ですから、批判的な意見を堂々と公に発信する人に対しては、私はむしろ尊敬の気持ちを持ちます。潔さや侠気を感じるからです。

 だって、批判的な発言をすれば人からは嫌われますよね? 嫌われても構わないと思っていないと言えないんですから、それだけ自分の芯がブレない人でしょう?

 無論、匿名で人を貶めるようなことをネットに書くような人物はOUTです。要は、自分の発言の責任取る覚悟が無いから匿名にする訳でしょう? だったら黙ってなさいよって言いたい。

 やっぱり、自分の意見には責任を持つという態度が無いと批判はできないでしょう?

 そうは言っても、批判している内容が意味不明だったり、トンチンカンだったりする場合もありますから、結局は内容次第なんですが・・・(自分が有名人に喧嘩売ってるような屈折したヒロイズムと自己顕示欲が臭うヤツとか? 単なるバカチンか?)。

 ここのところ、熊本大地震に関する芸能人のブログやツイッターの発言にイチャモンをつける人が多いらしいですが、有名人だからイチャモンつけてるだけじゃないですか?

 批判するのなら、名前を明かして「貴方の発言に対して、私はこう思うんだけど」くらいの書き方をすればいいと思うんですよ。

 芸能人が高額の義援金を送ったということだって、そりゃあ、芸能人である以上は売名的な要素が皆無だとは言えないと思うんですが、具体的に普通の人間がとても送れないような金額の義援金を送ったということは、それだけ現実的に助けられる人達が増える訳ですから、いいじゃないですか?

 現実に困ってる人達に「可哀想だね。頑張って」って言葉より、マネーの方が有り難いんじゃないですか?

 私だって故郷が被災したんだから義援金くらい送りたいんですけど、貧乏過ぎて何もできない。そこで苦肉の策でDVD半額セールとかやってる訳ですよ。

 本当に、いつまで経っても金稼げない自分の力の無さが悔しいんですよ。応援してくれる人達に頼らないと独力では何もできないんだから・・・。


 さてさて、日曜の練習後に飯食っていて、『秘伝』で連載されている龍樹会という団体を主催されている空手師範が私の悪口を言っている?と会員から聞きました。

 私は読んでいないので何とも言えませんが、この師範はフルコンタクト空手のトーナメントで活躍された後に沖縄古伝空手の研鑽を積まれた方だそうです。

 そういう実績の持ち主が単なる悪口を言うとは私には思えません。

 恐らく、悪口ではなく、建設的な批判意見なのではないかな~?と想像します。

 何しろ、龍樹の名前を団体名にしている程の方ですから、精神性の優れた方なのではないか?と拝察します。

 知らない人が多いと思いますので、補足しますと、龍樹とは、大乗仏教を確立した偉大な宗教家ナーガールジュナのことで、一説にインドの錬金術師でもあったと伝わります。

 私、二度目の大学で仏教学部だったんで(ほとんど通わず除籍になってますが)、宗教哲学系の知識も少しはあるんです(オカルティズム系の方が詳しいけど・・・)。

 一般に錬金術師というと、今日では怪しげな西洋のオカルティストのイメージがあるでしょうが、ニュートンやユングも錬金術の研究をしていたんですよね。

 また、西洋に限らず、東洋にも錬金術はありました。黒色火薬の調合も中国の錬金術師が偶然、発見したものですし、錬金術が今日の化学の発展に少なからず貢献したことは誰にも否定できません。

 もちろん、でどころは魔術や秘教の密儀ですが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー(バラモン)教、仏教(密教)、ゾロアスター教、ミトラ教、マニ教、ジャイナ教、道教(仙道)、神道、陰陽道・・・等々の様々な宗教の神秘派に伝承されてきた教えが核になったと考えられます。

 例えば、内宇宙と外宇宙、錬丹、四大元素、陰陽五行、レイライン・・・等々。

 こうした古代から続く教えから、ユングなんかは集合無意識やシンクロニシティー(共時性)の理論を考えた訳です。

 カリフォルニアのエサレン研究所(神秘思想家のオルダス・ハクスリーが主催? LSDセラピーなんてものまであった)発のニューエイジ(ヒッピー)・ムーブメント、トランスパーソナル心理学を中心としたニューサイエンスのブームなんかも、この流れだったんですよ。

 何も無いところから突然、始まった訳ではなかったんですね?

 地球を一個の生命体と考えるガイア仮説なんかも、名前からして宗教的でしょう?

 ガイアというのはギリシア神話の大地の地母神のことです(六神合体ゴッドマーズを思い浮かべた人もいるか?)。

 ちなみに自己啓発セミナーとか成功哲学とかも秘教的な教えを流用しています。でどころはフリーメイソンだと考えられていますが、秘密結社の秘密結社たるゆえんが、秘教的な教えを段階的に伝授する儀式的な構造にある訳ですよ。

 これは中国でも日本でも秘密結社には付き物です。

 武術も秘密結社とは無縁ではありません。中国武術の流派は「なになに門」と言いますが、この“門”というのが宗教的な結社に入門するという意味がある訳ですね。

 私が先日、「武術は突き詰めると魔術に近づく」と書いたのは、こういう意味なのですよ。


 え~っと、かなり脱線してしまいましたが、私は、自分が人様を批判している以上は、自分も批判されて当然だと覚悟しています。

 批判するのは建設的なダメ出し(演劇などで批判意見を出しまくって完成度を上げていく心理学的な手法)だと認識しているので、自分では気づかない欠陥を指摘してもらっていると考えるべきでしょう。

 なので、私の周囲の人は結構、平気で私に批判意見してきますよね。もちろん、内容次第で時には怒ったりもしますけど、まっとうな批判意見は有り難く受け止めていますよ。

 ただし、私を知らない人だと、例えば、名刺を渡した瞬間、凍りついたように固まったり、睨んだり、ガタガタ震え出した人もいました。

 いや~、毒舌がきつ過ぎるとイメージが暴走するな~?とか思ったりもします。

 ま~、脳みそや金玉が腐ってるとか、糞馬鹿野郎とか平気で書いてますから、当然かもしれませんが、それはほれ、もの書きとしてエンターティンメント性を盛り上げようとしている訳ですよ。

 おとなしく書いても心に響かないでしょう?

 ガツン!とかましてこそ、人の心に残る・・・という心理学的手法なんですよ。

 私、基本、エンタメ作家気質なんで、そういう芸風なんだと御理解くださいませ。

 何か、真面目であることが貴いことだと思い込み過ぎてる人が日本人には多いのかもしれませんが、真面目な人と話しても面白くないじゃないですか?

 ユーモアのセンスが無い人くらい、つまらない人はいません。

 トランプさんが人気があるのも、本音で毒を吐くところなんだろうな~?と思いますけどね? 要するに、アメリカ人は政治家の綺麗事にウンザリしているんでしょうね?

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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