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6月セミナーは“縮地法”

 游心流の特徴としては、「一に脱力、二に交叉」なんですが、もう一つ重大な要素に「縮地法」があります。

 つまり、歩法ですね。

 これは、直接的に技としては使わないような印象がありますが、武術の戦闘法として縮地法は非常に重要な秘伝になります。

 最新作DVD『交叉法2』で、実は縮地法を応用した歩法の使い方も紹介しているんですが、今回は、これをより具体的に細かい練習法と理論を解説しようと思っています。

 中国武術では、「技は教えても歩は教えるな」と言うくらい重視されますし、日本の武術でも歩法や足捌きは見せないように袴で隠したと言われます。

 実は私、高校生の頃に両膝関節炎になってしまい(ロクに練習しないでマラソン大会に出て罹患した)、以降の人生、ずっと膝が悪く、ここ数年は悪化しています。

 例えば、昨年、映画の撮影中に、ちょっとした飛び降りシーンをやっただけで膝がイカレかかってしまったものでした。

 なので、先日、歩法を遣った時も、“できなくなってるかも?”とチラッと思ったんですが、問題なくやれて、内心、驚いていたんです。

「あれっ? 全然、平気だな~?」と・・・。

 まあ、理論上、多少、足腰に故障があってもできる筈だとは思っていたんですが、自分でやってみて確認すると感無量でしたね。

 ある意味、縮地法が一番、武術の技法の中で一般的に応用できるものかもしれません。

 単純に歩行速度を急加速させることができますし、出会い頭にぶつかったりすることを避けることもできたりします。

 先日、町田の小説講座に行くのに小田急町田駅の出口階段を昇ろうとした時、勢いよく走り降りてきた子供と激突しそうになりましたが、私がビュッと身体一つ分避けたので、ぶつからずに済みました。

 子供もぶつかると思ったんでしょうが、私をビックリした顔で見上げて立ちすくんでいました。

 飛び降りるくらいの勢いだったので、もしぶつかっていたら衝撃が自分に跳ね返って怪我させてしまっただろうと思います。

 この歩法は技術ですから、年齢重ねても延ばしていくことができます。

 私みたいな身体がポンコツの人間でもできるんですから、誰でもできますよ。

 ただし、これは日常的に自然な訓練が必要です。

 身体が馴染まないと、頭で理論を理解しただけではできないのです。


 以前、破門にした会員は、自分が体得できないのに「歩法は初心者には難しいから必要ありません」なんて言っていましたが、バカ過ぎて二の句がつげませんでした。

 簡単に体得できる技は簡単に破られます。体得に時間がかかる技は簡単には破られません。どちらの技が武術として有効性が高いでしょうか?

 無論、現在は、体得するのに無駄な時間はかけられませんから、稽古法も合理化しています。

 天剣の宗次郎の必殺技“瞬天殺”は縮地法と居合抜きの合体技だという設定でしたが、私もこれはいろいろ考えていました。

 以下は実際のセミナーにて・・・。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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