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真田さんは凄い!

 日本を代表するアクションスターと言えば、千葉真一、倉田保昭、松田優作、ショー・小杉と、いろんな人の名前が挙がるでしょうが、「現役で一番なのは誰か?」と言えば、いまや国際派スターとなっている真田広之さんの名前があがるのではないでしょうか?

『ラストサムライ』『プロミス』『ウルヴァリン・サムライ』『47ローニン』などの海外の大作で活躍している真田さんは、渡辺謙さんに継ぐ国際派スターという印象があります。

 いまや演技派として有名な真田さんですが、JAC出身のアクションスターだったことを知る人はいまでも少なくないと思います。

『直撃!地獄拳』で少年時代の千葉ちゃんを演じ、『ジャッカー電撃隊』『超電子バイオマン』へのゲスト出演、『宇宙からのメッセージ銀河大戦』での主演、『戦国自衛隊』でのヘリコプターからの大ジャンプ、そして、『忍者武芸帖・百地三太夫』での映画初主演!

 さらに、『柳生一族の陰謀』『影の軍団』TVシリーズで人気を固め、『吼えろ鉄拳』『燃える勇者』『冒険者カミカゼ』『コータローまかりとおる』『伊賀のカバ丸』といった、JAC映画での主演や助演。

 角川映画の『伊賀忍法帖』『魔界転生』『カムイの剣』を経て、集大成たる『里見八犬伝』で、当時のトップスターだった薬師丸ひろこと共演し、青春スターとしての頂点を極めた印象がありました。

 しかし、その後、一転して文芸大作へ出演したりTVドラマに主演したりするようになり、アクションは封印した印象が強まり、ファンはやきもきしたものです。

 JAC時代の後輩俳優の話によれば、この時期、真田さんは重度の腰痛を患っており、アクションそのものから引退しようとしていたらしい?

 その後、岡本喜八監督の『イーストミーツウエスト』『助太刀屋助六』では軽快な殺陣を見せてくれ、そして山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』は、真田さん主演作品中でも屈指の名作となりました。

 29日にTV東京で放送された『ラッシュアワー3』では、ジャッキー・チェンとの堂々たる対決シーンが描かれています(ケンジという役名は、谷垣憲治監督がモデルか?)が、実は、真田さんがアクションスターとして登場した時期は、ジャッキー・チェンが香港アクションのトップスターだった時期なのです。

 当時のアクションマニアにとっては、「いつジャッキーとヒロユキが共演するか?」という期待でワクワクしていた時期だったのです!

 そんな頃に真田さんが香港で映画に主演するという話がありました。

 しかも、忍者!

 つまり、カンフー対忍術なのですよ!

 相手役はコナン・リー。ぱっと見、ジャッキー・チェンにくりそつです。

 ラスボスは、『蛇拳』『酔拳』『死亡の塔』『上海エキスプレス』のウォン・チョンリー。リアルファイトだと狂犬っぷりを発揮することで有名な方です。

 その映画のタイトルは、『龍の忍者』!

 私は楽しみで楽しみで、劇場公開を心待ちにしましたよ。

 で、実際に見てみると、真田さんの出てるシーンは格好良くてアクションも凄いんですが、ヘンテコなギャグ描写とか作品の方向性が定まってない感じで、ちょっと困った印象がありました。

 コナン・リーもアクションは凄いんだけど、ジャッキーとイメージかぶってるせいなのか、人気が出なくて今はアメリカだったかカナダだったかで忍者カンフー道場をやっているのだとか? 『リーサルウエポン4』にジェット・リーの兄貴役で出てきて何の活躍もしないまま死んだのにはガックリしましたが・・・。

 けれども、今でも私が大好きなアクション映画で必見ですよ!

 何より、真田さんが格好良い! 流石はアクションの本場、香港ですよ。

 その後、真田さんは『皇華戦士』で、キング時代のミシェール・ヨーと共演していますが、この時はおいしいところは全部、ミシェール・ヨーにもっていかれちゃって、ちょい悲しかったです・・・。

追伸;『龍の忍者』DVDはオルタナ・パブリッシングで販売中!

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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