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五月セミナー「上丹田」感想

五月セミナー「上丹田」感想

游心流はオカルト禁止じゃ~っ!」と宣言したばっかりなのに、“上丹田の開発”って、何じゃ~、こりゃあ?

 いや~・・・、どう考えても、上丹田を開発するというのは超能力開発トレーニングにしかならず、「それを世間的にはオカルトと呼ぶ!」って感じなんで、我ながらムムムゥ~?って思いましたよ。

 まっ、オカルト禁止宣言の前に決めてたことだから、やるっきゃない!

・・・っつう訳で、今回のセミナーは実技講習は瞑想法のやり方とか、その程度しかできないんで、困ったな~?と思っていたんですが、まずは「上丹田とは何か?」とか、明治から大正、昭和へと続く霊術業界と新宗教、自己啓発セミナーと企業研修、ヨーガと催眠、古代秘教と魔術、そして秘密結社(と、ニュー・ワールド・オーダー)、大東亜共栄圏思想と日ユ同祖論と古史古伝なんかの関係性について、ざざざ~っとあれこれ解説してみました。

 そのまま話だけで半分くらい時間費やしたんですが、後は何をどう練習すれば武術の講習になるかな~?と思って、“察気術”をやらせることにしました。

 後ろを向いている人に攻撃を仕掛けて、さっと避ける。アレですよ、アレ!

 今回が、一番、うまくいきましたね~?

 全然、できないという人はいませんでした。

 やっぱり、繰り返しやっていると、当たり前にできるようになるもんですね?


 しかし、こういうのは論理的に解説しようとすると、逆に嘘臭くなってしまうので、動物的感覚を磨く練習だと思えばいいでしょうね?

 まあ、来年以降はやるかどうか、判りません。

 論理的に説明できないことを金取って教えるのは、どうも気が引けるんですよね~?

 以上!


 セミナーに先立って、始まる一時間前に大阪支部長に個人指導しました。

 独己九剣と、杖術の基本操法、それから彼が思っている白鶴震身が正しいかどうかを確認してくれとのことでした。

 で、「まず、やってみて」と実演してもらいましたが、やはり、思った通り、陳氏太極拳の纏絲勁の突きを白鶴震身と誤解していましたね。

「う~ん、やっぱり(電話で聞いて)おかしいと思ってたんだけど、全然、違うね~?」と、纏絲勁の突きと白鶴震身の技術的な違いを実演解説しておきました。

 勘違いしたまま教えていたら、教えた私の間違いにもなってしまうので、綿密に説明しましたよ。

“纏絲”というのは、要は“捩り”の動きで、陳氏太極拳はギュルルンッ!という感じでドリルが回転するみたいにやるのが一般的なんですが、この動きは直線的にスパーンッ!とやると普通の空手の逆突きと変わらないんですよ。

 一方、“白鶴震身”は、両手を脇を締めて構え、白い鶴がブルブルッと身体を震わせて水を跳ね飛ばすみたいに、骨盤を中心にブルブルッと震わせた振動を指先まで伝える動きです。

 彼はネットの動画とかで見たらしいんですが、中国武術について詳しくない人間は原理的に違う動作を、見た目が似ているから・・・と同じ原理なんだと勘違いしてしまうものなんですよね。

 今は中国武術の専門雑誌が無いので、マニア自体も40~50過ぎのオールドファンしかいない。

 武道、格闘技から入った人だと、一昔前だと意拳しか知らなかったり(意拳最強~!みたいな?)していましたが、今はさしずめ詠春拳しか知らない(詠春拳最強~!とか?)人も多いんじゃないか?と思います。

拳児』世代が、もう40過ぎてると思うし、ブルース・リー、ジャッキー・チェン、少林寺の世代でも50前後より上だと思うんですよね?

 そういう状況なんだから、30半ばの大阪支部長が知らないのも仕方がないと思うし、
私が松田隆智先生の代わりをできるくらいにならなくちゃ~な~?と思いました。

 セミナー後の打ち上げのファミレスでも陳氏太極拳の“纏絲勁”と、楊氏太極拳の“抽絲勁”の違いを実演しながら解説したんですが、大阪支部長、ちゃんと見てなかったから、また勘違いするかもしれませんな~(苦笑)?

 北島師範がいつも怒って言うんですけど、「みんな、長野先生の動きをちゃんと見てない。だから、できないんですよ!」と・・・。

 私、口が達者だから、説明する言葉ばっかり注意がいってしまって、動きを観察することを忘れている人が多いかもしれませんね?

 私は映像から入るタイプなんで、例えば、武道の技術書とか書店でパラパラめくっても文章はそんなに読みません。

 掲載されている写真を見て、「あっ、この人は凄いな」と思ったら買うし、どんな立派な理屈を述べていても、写真がヘッポコだったら、「こいつ、勘違いしてるな」と思って棚に戻します。

 下手過ぎて面白いから、お笑いネタで買うこともありますけどね~(笑)?

 自分が文筆業やってるから、文章にどんな立派なことが書かれていても、言ってることとやってることが真逆の人がどれだけ多いか?と知ってるので、基本的に言葉は信用しません!

 明るくポジティブなことを強調する人が無自覚に周囲(主に立場が下の人達)にハラスメント繰り返したりするのが人間の心のバランスというものなんですよ!

 一日は明るい昼と暗い夜が半々でしょう?

「正しい人間でありたい」と考え過ぎると、無意識の闇がムクムクと頭をもたげてくるのが人間の“心の理”なんですよ!

 だから、私は立派な言葉、綺麗な言葉、正しい言葉をやたらに連発する人間をまったく信用していません!

 その人は人間の自然な怒り・妬み・嫉み・欲望などの感情を意識の底に押し込めているのですよ。

 場合によっては、押し込められた感情が別人格の形になって出てくる場合もある。

 これが乖離性同一性障害ですよ。

 私が平気で人の批判するのは、自分の精神のバランスを保つために最善のことだからですよ。自然な感情を隠さないで解放する!

 言いたい時に好きに言えばいいんですよ!

「あの人、性格悪いっ」って嫌われてもいいじゃないですか? 事実、性格悪いのを隠して生きるより気楽ですよぉ~?

 私は善人とか正しい人間になろうなんか一度も思ったことないですからね~。

 小ずるいこともする。嘘もつく。だけど、“自分には嘘をつきません!”

 人間、他人に尊敬されようなんてするから自分に嘘をつくことになるんですよ!

 最近、儒教の欠点が取り沙汰されていますが、確かに、人間の徳というのは外から押し付けるもんじゃないでしょう?

 無為自然が一番、理にかなってるんじゃないかな~?

 みんな、何で、そんなに無理して人に好かれようとするんですかね~? 疲れませんかね~?

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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