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オルタナスタジオにて

 29日の月曜日に、阿佐ケ谷のオルタナスタジオをお借りして游心流合気道の定期稽古会のプレ練習会をやりました。

 阿佐ケ谷駅から近いので、こちらも定期的にやるようになったら会員を募集するつもりでいますが、まずは指導者の養成とカリキュラムを固めないといけません。

 現在、西荻窪ほびっと村学校で游心流合気道をやっているんですが、こちらは従来の游心流のノリに近いので、合気道らしい内容ではありません。

 実際、7月23日のほびっと村講座では、詠春拳の武器である八斬刀(バッチャンダオ)の使い方をやるつもりでいますし、そのために手の内の持ち替えがやり易くなるように改造したりしています。

 こういう武器のカスタマイズや練習道具の自作、改造なんかをやるのも研究の一環で、刀や槍の拵えを自作するのが当たり前になりましたが、私は高校時代からエアガンのカスタマイズとかやっていたんですよね?

 今日も、ふと思いついて、S&W M29.44マグナム・クラシック(ガスガン)のグリップとシリンダー・ラッチを削ってみたんですが、何でか?というと、先日、六発まとめて装填できるスピードローダーというリボルバー用のアクセサリーを買ったので、それを使い易いようにしようと思った訳です。

 実銃でも、このような改造は行われるんですが、こういう作業をやることで銃の機能に詳しくなると同時に、操作も熟練して射撃スキルも上がる訳です。

 武術も、自分の使う武器は自作するのが本当はいいのです。手裏剣術の奥義なんか手裏剣の作り方ですからね?

 腕が同じなら、武器の性能で差ができるのです。サバゲやっている人なら解りますよね? 買ってきたそのままのエアガンじゃなくて、長くやっている人は必ずカスタマイズしたものを使っています。

 実際の銃の世界も同じですよ。海兵隊はベレッタM9がサイドアームに正式決定してからも、従来のコルトガバメントM1911A-1をカスタマイズしたMEWピストルを使っていましたし、現今の世界の特殊部隊では使用する銃をカスタマイズするのは当たり前です。

 余談ですが、なぜ、武術は身体を鍛えるのか?

 身体を自在に武器化するためです。

 つまり、武器が無い時に素手で戦うためなんですね。

 ということは、本来はいかなる武器も使いこなせるのが理想なんですよ。だから、武芸百般と言うんですよ!


 えっと、29日は、昼から新宿で千葉さんと千葉さんのタイの友人カールさんと待ち合わせて、日本刀大好きのカールさんを帝国ホテルの霜剣堂さんに御案内しました。

 店長さんが確か英語ペラペラだったからな~?と思って、お連れしたので、結構、楽しんでもらえました。

 お次ぎは、高田馬場のクエストさんにお連れしました。

 27日(土)に道場でカールさんに試し斬りを体験してもらった時に、タイの伝統武術について相当に詳しい様子だったので、クエストの社長さんに引き合わせたいと思ったのです。

 グッドタイミングで社長さんも会社にいらっしゃったので、これまた中々、有意義なお話ができたかな~?と思います。

 その後、阿佐ケ谷に向かい、駅で元合気道家のIさんと待ち合わせてスタジオに向かったんですが、夜に来たことないので場所がさっぱり判りません。

 参ったな~?と思っていたら、Iさんが事前に下見してきたそうで、無事、案内してくれましたよ。

 スタジオでは我々の前に、岡部先生が習われた深井信悟先生が練習されているとのことでしたので、御挨拶しようと早めに行きました。

 しかし、何しろ、初対面じゃないですか?

 不肖、私、この業界では悪名というか毀誉褒貶が轟いておりますので、迂闊に道場に入っていったら「道場破り」と間違えられる危険性が濃厚にあります!

 外で待っていて、出てこられたところに、まずお土産のミルフィーユをお渡しして・・・と考えていると、なかなか出てこられなかったのですが、最初に出てこられたのが、何と! 何と! 何と何と何と!

 かつて私が通った道場にいて今は独立されていると噂に聞く小川正人先生ではないですか?

 うわ~、びっくりしたな~、もう~。

 そういえば、深井先生が『秘伝』に出られていた時に相手役で小川先生が出ておられたな~?と思い出しました。

 岡部武央先生、岡部宜史先生に続いて、小川正人先生とも再会するとは?

 縁というのは切れたようでも繋がっているものですね~?

 そしてそして、深井先生!

 写真で見た時に驚いたんですけど、実際にお会いして尚、びっくり!

 私は邪気の出ない武術家という人に会った記憶がないのですが、深井先生はまったく邪気がありません。

 でも、天然で無邪気なのでもなく、まさしく修行によって洗練されたオーラなんです。

 世の中、本当に凄い人がいるもんだな~?と、この年になって初めて思いましたね。

 まだまだ武術は捨てたもんじゃないかもしれません・・・。


 さてと、初めて利用したオルタナスタジオですが、木刀やミット、トンファーなどの武具も揃っているし、バレエのバーと鏡がついているので少人数でじっくり身体を練る場所に最適だな~?と思いました。

 小塚師範が仕事の都合で来れなかったのでIさんと二人だけでカリキュラムの相談したりして過ごしましたが、取り敢えず、月一回借りて続けてみて、会員が増えたら毎週一回の支部活動としてやってみたいな~?と思っています。

 また、剣や居合ができるのも有り難いですね?

 やっぱり、独己九剣やると総合的にいろいろできるようになるんですよね~。本当に私は天才じゃないかな?と自惚れちゃったりするんですけど、素手でどんなに頑張ってもできない領域に居合術なら行けるんですよ!

 居合術というのは中国武術にも無いんですよね。

 真に日本武術のオリジナルと言えるのが、居合術なんですよ!

 0の状態(静)から電光石火で100の状態(動)に切り替わる・・・これぞ武術の絶招なんですよ。

 中国武術式に考えれば、まさしく“発勁”なんですよね?

 居合術は刀を使うけれども、その本質は“中芯力”なんです。

 この意味については、今後、説明していこうと思いますけど、知識じゃなくて体で実感しないと何にもなりませんからね。

 やっぱり、実感の無い人にいくら言葉で説明しても誤解して間違った方向に進むだけですからね。

 昔の武術家は言葉で一切、説明しなかった・・・というのも、実感しないと体得できないのが判っていたからではないか?と思いますね。

 そういう意味では、私は言葉で説明し過ぎるし、習いに来る人達も言葉にばかり注目し過ぎるきらいはありますね。


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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
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