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新体道50周年パーティー

 8日の武器術セミナーは異常に参加人数が少なくて、いつもの稽古会みたいになりましたが、北海道からFさんが駆けつけてくれたりしたのと、会員のNさんが自作ナイフ(RE:BORNのカランビット改造ナイフを木製で再現!)やガスガン(M1911系二丁)を持ってきてくれていたので、なかなか楽しい内容になりました。

 最近、凝ってるのが、“銃で撃たれそうなのを察知して避ける”という銃への対処法なんですが、ガスガンで実験していていろいろ解ってきましたよ。そのうち研究成果を発表できると思います。

 9日は新体道の50周年パーティーで、私は来賓挨拶をするハメになっていたので、前々日にスラックス買って、ジャケット着用で行きましたよ。
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 でもノーネクタイでポロシャツ着ていったので、どうかな?と思ったんですが、私の前に来賓挨拶された先生もノーネクタイだったので、ちょっと安心・・・流石、新体道!

 とはいえ、30周年、40周年と参加している身からすると、50周年が開けたのは奇跡的だったんじゃなかろうか?と思えてなりません。

 だから、気づいた人がいたかどうか判りませんが、私、祝辞話している時に結構、ウルルッて来そうになったんですよね~?

 無理やりギャグ言ってごまかしたけど。

 30周年の時は、気楽会の中村晴一先生の御紹介でした。

 その後、新体道との縁が深まり、直接、青木宏之先生と接する機会が増えていってからは、新体道の組織的な内部事情を好むと好まざるに関係なく知ることになっていきました。
 そして思ったのは、青木先生の孤独ですよ。

 直接の弟子で青木先生の気持ちをきちんと理解していたのは岡田満先生くらいなんじゃないかな~?と私は想像します。

 その次の世代が中心になった新体道40周年は、近藤等則さんが音頭をとられていましたが、実態としては分裂危機的状況だったのを近藤さんが「何とかしなければ・・・」と男気でもり立てたという事情がありました。

 この辺りの裏事情は書けませんが、今となっては私が一番知っていると言えるかもしれません。書けないけど・・・。

 それから十年。

 青木先生は剣武天真流を興して武道家復帰されました。

 ずうっと、見守らせてもらってきた身で言わせてもらえば、新体道の“新”とは“革新の新”なんですよ。

 常に革新されていくべきものであり、50年前に生まれたものをそのまま保存継承しようとするのは“形つくって魂入れず”なんですよ。

 50年前は確かに前衛だった。時代を先取りした未来的武道だった。

 しかし、50年も経過すれば世の中は変わります。

 他流だって躍進し新しい流儀も生まれます。

 武術は、結局、最新の技術、最新の戦略戦術を採り入れていかなければ通用しなくなります。

 余談ながら、ある人が戦略戦術なんか必要ないというようなことを書かれているのを読みましたが、「所詮、武術とは縁のない人だったか?」と思いました。

 武術は綺麗事ではありません。戦って勝つためには善悪も強弱も関係なく勝てる武器を用意して敵対者を倒す・・・それだけのことです。

 私は、どんな優れた技の持ち主を見ても、「この人ともし戦わなくてはならなくなったら、どうすれば勝てるかな?」と、まず考えます。

 これは、憧れたり尊敬したりする感情とは別の一種の職業病のようなものです。

 どうしてか?というと、勝つことを考えることをやめてしまったら自分を向上させようとする意欲が失われてしまうからです。

 無論のこと、青木先生に対しても、私はどうやったら勝てるか?と考えています。

 当然、先生も気づいていますよ。時々、挑発的なこと言ってくるし・・・(笑)。

 でも、そういう面もないとダメなんですよ。崇めてしまったらオシマイ!

 それに、不思議なもので、崇め奉ったりする人間に限って、ある日、突然、「こんな人だと思わなかった」って反感剥き出しにして攻撃してきたりするから面白いですよね?

 それはつまり、先生を崇めることによって、「こんな凄い先生に習っている自分はやっぱり凄い」みたいな自己崇拝願望なんですよ。

 だから、本音は「自分が威張りたいだけ」なんですよ。

 外部の人に謙虚に振る舞う人が、身内にパワハラしてたりすることって多いじゃないですか? そういう情けないのが人間の本性に近いんだと思いますね。

 掛け値無しに、私は武術の世界で青木先生を最も尊敬していますが、それは、自分のダメな部分を隠さないでさらけ出してしまえる“強さ”ですよ。

 黙っていれば周囲は聖人君子扱いしてくれる立場なのに、相手と同じ目線まで降りてきてくれる。

 それを勘違いして馬鹿にするような人達は、それこそ愚か者です。

 それに、青木先生は武術家ではないんですね。戦略戦術の研究はしてもそれを使いこなしていこうとはしない。策士、策に溺れることを理解しているからでしょうが、かと言って、青木先生の立派なところは、戦略戦術を馬鹿にしない点で、自分の知らないことは何でも勉強されるんですよね。今でも・・・。

 それでも、達観しているから、ある一線を超えるとどうでもよくなるみたい。何度も裏切られても、それでも恨まないで愛情を持ち続けられるのは、本当に頭が下がります。

 そこを教われる先生は、もう青木先生しかいないと思いますね。

 能力じゃなくて、時代に求められる人間っているんですよ。

 古武術ブームを作った甲野氏がまさしくそうでした。が、能力が足りないから今は表舞台に出てこなくなったように思えます。

 甲野氏に続け!といろんな人が出てきましたが、結局、続かなかった。

 芸能界や政治家の世界も同じでしょうね? 小池フィーバーも息切れしてきてるし。

 今回の新体道パーティーではREBORNをテーマにしていましたが、本当に新しいシン体道がこれから広がっていくんだろうと思います。

 日々、進化していくのが革新ですから・・・。

 私はそれを見守っていきたいと思っています。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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