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新刊本最終仕上げに悪戦苦闘中!

 いや~、大変でございます・・・。アスペクトから出す武術シリーズの新刊本『そこが知りたい武術のシクミ』の最終仕上げ中なんですけど、写真やイラストのはめ込む箇所とか、文章の直しとか、結構、大変なんですよね~。

 昨年の企画時には健身法を共著で出す予定だったんですが、やっぱりコンセプトの統一(武術と健身法)が難しいし、お互いの考え方や目指す方向性が違うということが露呈していったんですね。

 結局、話し合った末、健身法の師範代は独立させたので、共著の形ではできなくなった訳なんですよ。ハイ。

 それで、私は従来通りにシリーズの新刊を書くことにして、彼は別に健康法の本を書くことにしているんですね。

 彼の書いた原稿の一部も見ましたが、健康法として、かなりエポックメイキングな内容になるんじゃないかな~?と思っています。彼も本を書くのは初めてだから、かなり苦労しているみたいですが、人間、苦労した方が成長しますからね。なんか、ネット上で間違った情報だけ一人歩きしてるみたいだから訂正しておきますね・・・。

 彼は健康法の分野では私よりずっと才能あるし・・・っていうか、逆に私の方がどっちかというと健康法にはあまり関心ないんですよ。実は。

 だから、彼は別に私とやらなくとも自分の才能をそのまま活かした方がいいと思ったんですよ。本来、ナンバー2でやるのは向いていない性格(能力に秀でた人にありがちな上から目線でしか物事を見られない)だし、正直、「このヤロー、つけあがりやがって~」って思った訳ですよ。

 自分で何でもできる(と思っている)人は他人の仕事にイラついちゃうからね。

 でも、自分でやってみると予想外に大変なんだよね~。

 敢えて彼の欠けている点をいうと、「武術に対して愛情がない」ってことです。武術に関して観る目はあっても、幅広い知識は無い。というか、興味がない。だから、悪気はなくても無遠慮な発言をしてしまうところがあったから、「対外的にそれはマズイでしょ?」ってところの見極めが、どうにもヘタでしたね・・・っていうか、ものの言い方とか態度とかが外部の人に不快感を抱かせていたことも後からいくつか判明したんです。

 こういうところに書くのはマイナス・イメージを煽っていると考える人がいるでしょうが、私の真意は違いますよ。本人が自覚していない欠点は指摘しておくのが親心ってものだと思います。彼は游心流所属中は私を経済的に支えて頑張ってくれましたし、トラブル処理にも奮闘してくれていました。指導法に関してもいろいろ工夫してくれました。だから、そういった貢献度と長所を台なしにしかねないような欠点は直して欲しいと思っているんです。

 独立して自分でやっていく以上、自分の欠点を自覚して、充分、注意してやっていって欲しいと思っています。自覚できなかったら、多分、潰れるでしょう。それは、本人の責任だから、私の知ったことじゃありません。人生は勉強の連続です。反省しないで他人に責任転嫁しかできない人間は、所詮、そこまでの器で終わるんです。

 余談ですが、ウィキペディアの甲野善紀氏のところで私のことも書かれていて、“粘着的”だとか“ストーカー”とか“出自や実力や人格が疑われる”とか書かれていたんですが、「長野さんはそういう風に書かれて反論しないんですか?」っていわれたんですけどね~。これって、その文章を書いた人の“印象”であって、事実かどうかってこととは無関係なのが読めば解る。私が嘘書いているとか経歴詐称しているとか書かれているのなら抗議しますけど、人様がどういう印象を抱くかってことは、その人の自由で他人がとやかく言うことじゃないと思ったんですよね。むしろ、“他人からそう見えてしまう”という事実は、私自身の欠点を顧みる素材を提示してもらったと思えば、有り難い話ですよ。
 自分の欠点は自覚しにくいでしょ? 私は、こう考えています・・・。

 私はムチャな発言をバンバンして誤解されてるようだけど、業界に長くいるから駆け引きは弁えているんですよ。でなかったら、とっくの昔に潰されてますし、むしろ、誤解されてた方が都合が良い面もある。

 もちろん、タイトロープを綱渡りするようなものだから、私の真似したらたいていの人は潰されるでしょう。間合の取り方が判らないから、自家中毒起こしてしまう・・・。

 よくも悪くも、武術の世界は実力行使されるのが当たり前のヤクザ的メンツの世界なのですから、それを弁えていない人間が団体を構えると危ないんですよ。

 私が、意外にメンツとかこだわるのは、「そういう世界にいる」という自覚があるから、他人のメンツを潰すことを何とも思わない節操の無い人間に対しては厳しい態度を取るんです。自分が問題ないと思うのと、他人の目にどう映るか?は全く別のことです。

 実力があっても思い上がって個人プレーに走っていたら反発されるのに、実力もない人間がそれやってたら、もう危ないですよ。

 お陰で、私は敵も多いけど、味方してくれる人も結構いますから、ここまでやってこれました。「お前は任侠道が判っているな~」と、以前、ある武術の先生から誉められたことがありましたけれど、武術の世界は義理と人情が根っこにある世界ですよ。

 もちろん、だからこそ逆に仁義無き戦いも起こりがちですし、自分のことは棚に上げて他人のメンツを踏みにじっておきながら、裏切り者呼ばわりするIQ低い人もいますけどね~(って、そういう人は誰に対しても同じ対応するから嫌われるものです)。

 私は研究家だから他流の先生をたてることに抵抗がありませんが、たいていの武術、武道の先生はこれができないんですよね。ヤクザと一緒で親分気質だから、最初は謙遜していても、慣れてくると必ず「俺の方が強いんだぞ」という態度が顕れてくる・・・。

 口で言わなくったって、態度に滲み出るものなんですよ。この怖さを解っていない人が多過ぎますね。表面上の言葉をどう取り繕ってもダメなんですよ。むしろ、腹黒いヤツと警戒されるだけです。捨て身になって、自分をさらけ出すのが武術の極意です。口先でどんなに取り繕っても本心がすけて見えてたら、もうダメですよ。

 私はこの点について厳しく指摘してくれる先生に出会ったから、随分と矯正されましたけれど、技だけ習って、こういう駆け引きを全く頓着しない人が多いですね。私は、そういう自惚れた人間は相手にしません。

 武術では自分の行動が師匠のメンツを潰すことにも繋がるということを丸っきり認識していない人も多い。「俺の自由だ」って言い張る。そんな考えなら他人にものを習いに行くなっ!という話です。団体の掛け持ちに慎重になってもらいたいのも、ここに理由があるんですよ。

 まあ、基本的に私は他人のことに干渉する気はありませんよ。ただ、研究家として間違ったことや虚偽の発表に関しては厳しく訂正を求めていくつもりです。ここは義理人情を排除してクールにやっていく覚悟ですよ。これができるのは俺しかいないという自負心と使命感がありますからね。

 そんな訳で、今回の本は、かなり“蔵出し”してみました。遠慮していた部分を解禁した箇所もありますから、恐らく、紛糾するんじゃないでしょうか?

 でも、「今、これを書かなきゃいけない!」という強い想いがありました。でないと武術という文化そのものが間違った方向へ雪崩のように崩れていってしまう・・・と、そういう危機感があったのです。

 もちろん、私は自分こそが正しいと主張するつもりはありません。が、この本を切っ掛けにして、武術に関して本気で考える人が一人でも多く増えていってくれたらいいと思っています。

 絶対にこのままでは危ない! 流派の枠組みに埋没して外を顧みない人達が、ここまで武術の世界をひび割れさせてしまったのだと、そう主張しておきたいと思います。



 話は変わりますが、本の印税を当て込んで、分割払いで十文字鎌槍を買いました。2m40cmくらいあるので、室内で垂直に立てることは不可能ですが(上の階の人を突き刺しちゃうかも知れない?)、せっかく江戸時代の柄も健全な形で残っているので、今回は切り詰めないでおこうと思っています。

 その代わり、もっと短い柄を自作して室内用の拵えも別に用意しようかな?と思っています。十文字鎌槍は操作法が多彩になりますから、研究用として最適ですからね。

 確か、一年以上前にお店で見せてもらってから、ずっと売れずに飾られていたんですが、「こんな珍しいものはすぐに売れるだろうな~」と、購入は諦めていたんですけど、何だか、私に買ってもらいたくて残っていたみたいに思えてきたんですよね~。

「早く買ってぇ~」って、槍が囁いているみたいに思えた(幻聴?)。

 槍穂はもちろん、鎌の部分の後ろ側にも刃が付いているので、突くだけじゃなくて引っかけて斬ることもできるタイプなんですよ。ちょっと小ぶりですが、カッコイイですよ。

 ある程度、支払いが終わるまでお店に預けておくことにしていますが、5月くらいには自宅に引き取ることになるでしょう。槍術の研究も本格的にやってみようと思います。

 また、剣術師範代のSさんが刀を預けていると聞いたので、ちょっと見せてもらったんですが、何と? 先日、私が「これはいいですね~。欲しいな~」と言っていた脇差で、やっぱり、目の付け所が同じだったんだな~と、一緒に店にきていたK師範代(現在も以前もうちの筆頭師範代なので悪しからず)と笑いながら帰りましたよ。

 仕事が多忙で稽古にも来れていなかったSさんとは、先日のDVD撮影の時に本当に久しぶりに会いましたが、やっぱり彼の剣は素晴らしいです。見せかけの速さではなくて柔らかく自在に変化する要素を秘めています。昔、鹿島神流を至誠館(稲葉稔師範)で学んだそうですが、彼の刀法を見れば、稲葉先生の素晴らしさがよく判ります。



 あっ、そうそう・・・。

 私、44歳にして、ようやく親孝行できましたよ~。長い間、貧乏生活を続けてきて、親には金を無心することしかできなかったのに、初めて、77歳の母親から「家の保険料が足りないから立て替えてくれないか」と電話があって、丁度、先日のセミナーでお金に余裕があったので、振り込むことができました。

 親父が生きていたころは、本当に金の迷惑しかかけてこなかったし、私は「金が無いのが当たり前」だと親から思われていたので、ただの一度も金を貸してくれなんて言われたことがなかったのです。

 母親も学校の先生だったので年金で問題なく生活していたし、自分が貸すことはあっても人に借りることなんかなかっただろうと思うんですね。それでも親父が死んでからは家のローンとかで生活費がギリギリになっていると聞いていたので、本当に初めてですよ。

 親父が心臓病で大変だった時も、全て弟が面倒みていたので、私は恥ずかしくて仕方なかったです。親父には恩返しできなかったから、せめて母親にはできるだけのことはしないと人間としてダメ過ぎるぞ・・・と思っていたので、今回は「よくぞ、頼ってくれました」って感じでしたよ。

 今年はバリバリ仕事して金稼ぐぞぉ~っ!と、燃えております。

 でも、今回、親孝行できたのも、セミナーに参加してくれた皆さんのお陰です。だから、本当にありがとうございました! 特に年間参加費を先払いしてくださった方には御礼申し上げます。御期待を裏切らないよう、2月10日も頑張りますっ! 逆転の発想で自分より強い相手に勝つ借力の秘術について最新研究を初公開させていただきますよ。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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