長野峻也ブログ

武術研究家、長野峻也の色んなエッセイ?を掲載します。リンクフリーです。HP:【http://www7a.biglobe.ne.jp/~yushinryu/】

雨の日の公園はヤバイぜ!

 日曜日の公園の稽古も九ケ月くらいになりますかね〜。

 冬の寒さもこたえたんですけど、梅雨時も困る。

 で、22日は大雨が降ってどうこうと言っていたので、部屋でやろうか?と思っていたんですけど、曇ってはいるものの雨が降っていなかったので、一応、公園に繰り出してみました。

 すると、ポツリポツリと降り出してきたので、公園の中の小高くなっているところの屋根付きの亭のところで練習したんです。

 雨が降ってるから公園で遊んでいる人はいなくなっています。ある意味、占有道場みたいなもんだな〜と思って、この日は基本練習はやらずに、また試合に挑戦する会員さんがいるので、そのための試合向けに使える技の練習をやりました。

 試合に限らず、実際に自由に攻防すれば、相手の攻撃を受けてから返していたら間に合いません。よって、受ける動作をそのまま攻撃技にしていくスピード重視の内受け、裏拳、肘打ちへの一挙動の技を指導しました。

 肘打ちは一撃で倒せる威力が素人でも出しやすい技です。が、かなり至近距離でないと使えないので、試合では中々極まりません。

 ですが、単発だと難しいですが、密着していく動きの中で使うと実は非常に理にかなった技なんですね。足を止めて一定の間合を保ったまま拳頭をぶつけ合う試合スタイルが身体に染み込んでいるからできないのです。

 現に、首相撲をやるムエタイでは肘打ちが多彩に発達していますよね。技は距離によって使い分けるのが肝心です。

 それと、今回は試合向けの秘策で前掃腿とローキックをミックスしたスイープ・カッティング・キックを指導しました。

 前掃腿というのは、中国北派拳法の大技で、相手が高い蹴りを出してきた時に急激に地面に伏せながら全身を回すようにして軸足を刈り払うようにする足払い技です。これは前に回す前掃腿と、後ろからカカト側で蹴り払う後掃腿の二種があります。

 高校から大学の頃とか、よく練習していたんですが、ただし、この技はモーションが大きいので奇襲で使う分には決まると効果的ですが、実際に組手や試合で決まることはほとんどありません。

 だから、ローキックの動作にミックスして使うことを考えた訳です。

 以前、ローキックから崩し技、足払い技への変化を教えていた時に、このやり方を思いついて、練習中に密かに実験していたんですが、十分に使えると確認できたので指導しました。

 この技で相手の前足を蹴り込むと、相手はガクンと引き崩されて一瞬、隙だらけになってしまう。そこに拳打を集中して連発すればバランスが崩れているから防御も反撃もできない・・・と考えた次第です。


 さてさて、そんな感じで熱を入れて練習していると、この雨の中を自転車を押して一人の爺さんがやってきました。

 ムムッ? この爺さんは、以前、「最近のハポンは・・・」と、ぐっちゃらぐっちゃらと独り言イチャモンをつけて我々の練習の邪魔をしていた、あの爺さんでは・・・?(ハポンて、日本人てことだよね? スペイン語か何かだっけ?)

 嫌な予感で我々は黙りこくって無視して練習を続けたんですけどね〜。やっぱり、この爺さんがまたまた英単語を交えて話しかけてくるんですわ〜。

 まだ午前中なのに缶ビール飲んでるし、酔っぱらってんのか地なのか、よく判りませんけど、そもそも、何で雨が降る中を傘もささずに自転車押して独りで公園に来るのか?

 会員さん達は今にも「ウルセーナ〜、この爺い!」と怒鳴りたそうな険しい顔で練習していますが、立ち向かってくる訳でもないので手荒なこともできません。

 この爺さんも、何故か機嫌が良かったらしくて、単にかまって欲しいみたいなんですけどね〜。

 私がちょこちょこと話を合わせて気を逸らすようにしたんですけど、完全に無視していたら腹をたててからんできたかも知れませんね・・・って言うか、十分、からんでいたけど・・・。



 私は独りでTV見たり作業したり本読んだりしているほうが大好きで、寂しいという感情が枯渇していて、犬猫以外に人間と一緒に暮らすのは、さぞや煩わしいだろうな〜と思うくらいですから、寂しがり屋さんの気持ちが全然解りません。

 理想の人生を考えると、地球最後の男オメガマンのチャールトン・ヘストンみたいなもんかな〜? 彼は孤独に居たたまれなくなっていましたけど、私はTVで昔のビデオ見たり音楽聞いたり本読んだりしていれば孤独は感じないかもしれませんね。

 実際、大学一年の時は不登校状態になって一年間、ほっとんど誰とも話さなかったですよ。ヨガの瞑想とか整体とかキックの練習してましたからね。

 今でこそ武術を教えている時とか練習後に喋るのは好きですし、割りと喋るようになりましたけど、これは人恋しいのとは違うし、話の合わない人と話すのは正直、苦痛でしかないんですよね。この度合いは昔より強まってるかもしれません。

 が、それにしても、爺さんが酒飲みながら独り言をブツブツ呟き第三者にからみたがるという図は、非常に見苦しいものですが、少々話してみて、「多分、この爺さんは誰も相手してくれないから寂しくて公園に来てるんだろうな〜」と思いましたよね〜。同情しないけど。

 いや〜、何が悲しゅうて、雨の降ってる公園に独りで缶ビール持って自転車押して来るのやら・・・。この爺さん、この公園で死ぬんじゃないかな? それで地縛霊とかなるんじゃないのかな〜? で、幽霊なのに妙に明るいとか?

 私達は練習場所が無いから公園でやってるだけなんで、邪魔されるのはすっごい迷惑なんだけどね〜。早く道場が欲しいな〜。地元の地主さんとかが「オラに教えてくれんなら、土地提供すっぺ」とか言ってくんないかな〜? 相模原って土地は余ってるみたいだし。


 あ〜、雨の日の公園は何が起こるか、わからない・・・。

 ムッ? そういえば・・・この公園って、モーホーのハッテン場という噂があったけど・・・もしや、あのジジー・・・狙ってたのか?(ゾゾォ〜ッ!)

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