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ディスカバリーchも格闘技番組が・・・

 ヒストリーchの『ヒューマン・ウエポン』では、私の大好きなカンフーも放送され、少林拳に詠春拳、そして最後は散打との対決をしていました。

 まあ、妥当なところですけれど、内家拳も登場してもらいたかったですね~。

 太極拳・形意拳・八卦掌・意拳なんて面白いと思うんですが、やっぱり、実際にそれらで戦える人が少ないから省かれたのかもしれませんね。

 チャンネルnecoでは『散打王』という作品が放送されていますが、これは中国武術が表演と散打では全く別物なんだという事情を描いていて、表演武術のチャンピオンが散打のチャンピオンとケンカになってコテンパンにやられ、散打を学んで強くなるという内容でした。

 演武のみの武術と、実戦的な格闘技の違いを描いたこの作品は、プロデューサーのツイ・ハークが、以前、表演武術のチャンピオンだったジェット・リーと組んで黄飛鴻シリーズをヒットさせたものの、ジェットとケンカ別れした経験もあるので、当てつけなのかな?と思えるシーンもあります。

 でも、映像で見せる場合に普通の格闘技は地味過ぎて映像的なアクションの面白さはあんまり期待できません。

 だから、この『散打王』も、アクション物としての面白さには欠けます。ロッキー的なものを狙ったんだろうとは思いますけどね・・・。


 余談が過ぎましたけれども、ヒストリーchの『ヒューマン・ウエポン』は、ロシアのサンボもやり、総合格闘技のブームの初期の頃、佐山聡とビクトル古賀によって“サンボ”の存在が知られるようになり、その後、前田日明のリングスに“コマンドサンボ”が登場することでピークに達しました。

 が、その後、グレイシー柔術旋風が吹き荒れて、総合格闘技はどんどん発展していきました。

 喧嘩芸骨法が日本武道傳骨法と名前を変えたり、正道会館がK-1を格闘スポーツの一大イベントとして確立させたり、格闘技の世界も、いろいろな事件がありましたね~。

 私は一貫して武術にしか興味がなかったんで、そんな格闘技の世界については傍観する立場に過ぎませんでしたが、『フルコンタクトKARATE』のライターをやったこともあったので、自然と格闘技界の情報も耳に入ってきていたんですよ。

 それに、クエストさんから声をかけてもらってビデオの企画や、私自身のDVDも二巻出していただいたりして、そこでも格闘技界の裏情報は多少なりとも耳にしてきました。

 普通、武術好きな人は格闘技は嫌いなものなんです。格闘技好きな人も武術は怪しがって嫌う人が少なくありません。

 でも、私は純粋な技術と戦術に関しては公平に見ますよ。

 少し齧ったのもプラスに働いているでしょうね。やったことがなかったら、長所も短所も判らないですよ。

 ただ、基本的には武術が好きなので、戦い方に関しても格闘技のやり方には首を捻るところが少なからずあります。

 例えば、『ヒューマン・ウエポン』のサンボの必殺技と紹介された技を見ていて、「う~ん。あれだと金玉握って引き千切られるんじゃないかな~? それに、ナイフとか隠し持っていたら肛門とか突き刺されてオダブツになるんじゃないかな~?」とか、そういう疑問が湧きました。

 以前、古流柔術の寝技の乱取りやらされた時に、固められながら一本拳で脇下の肋骨をグリングリン捩っていたら、真っ赤な顔で凄い睨まれました。隙があったから攻めただけなのに~。

 やっぱり手を自由にしたままの固め技とかは危険なんじゃないかな~?と思いますね。


 さて、ディスカバリーchで『最強の格闘技・道場破りの旅』というのが始まりましたが、これって、ディスカバリーHDでやっていたのと同じ番組なのかな?

 二人の格闘家が世界中の武術・格闘術に入門して最後に対決するという内容は、モロに『ヒューマン・ウエポン』と同じです。

 どっちが先に企画されたのか判りませんから、簡単にパクリだと言えませんが、初回は極真空手で、二回目はカリ・・・次は散打みたいだし、オイオイって思いましたよ。

 まあ、こういうドキュメンタリー番組って、日本では中々作られないから、大歓迎ですけどね。クエストさんがやらないかな~?
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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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