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新刊本、売り切れ店続出?

 9月末に出たばっかりの『もっと知りたい武術の極意』(アスペクト刊)なんですが、相模原近辺のいつも平積みされている書店を数件回ってみているんですが、橋本駅前ビルの書店に一冊あっただけで、他には見かけません。

 町田最大の書店というあおい書店も見てきたんですが、『あなたの知らない武術のヒミツ』と『そこが知りたい武術のシクミ』が並べてあるだけで新刊本は売り切れている様子でした。

 最初の本も売れ行きが早かったんですが、今回は異常ですね。この調子なら目下の目標の一万部超えも期待できるかもしれませんが、そのためには早く増刷してもらわないといけません。

 書店で見かけない方は、書店に「アスペクトの『もっと知りたい武術の極意』という本を入れてください」と頼んでみてくださいませ・・・。


 それはそれとして、いつも質問されるんですが、「甲野先生って、本当にそんなに弱いんですか?」ってことです。

 やっぱり、「TVにも沢山出ていて“現代の達人”として天下のNHKでも紹介されているから、そんなケンカ慣れした素人にすらボロ負けするような弱い人である筈がない」と思う人が大半であろうと思います。

 いや、私だって武術研究家と名乗って本出したり技教えたりしている人間ですから、そんないい加減な嘘を放言していたら仕事を失いかねませんよ。

 でも、こと、甲野善紀氏に限っては、自信をもって、「弱いっ! シャレにならないくらい目茶目茶弱いっ!」と断言できます。

 その根拠としては、私が数多くの武道関係者から見聞してきた“甲野先生惨敗話”が数十話(一つや二つだったら大抵の武道家には有るもんです)ありますし、そのうちの一つは、私がヤッたことですし、また、私の弟子数名がヤッたことでもありますから、間違いようのない事実そのものです。

 ヤッちゃった時は私も驚きましたけれど、私の弟子は驚くのを通り越して「長野先生は、本当にあんな弱い人に習っていたんですか?」と呆れられてしまったくらいです。

 真面目に武道をやってきている人が甲野氏に習いに行って、少し本気で技を掛けてみたら驚くべき脆弱さを露呈して、真っ白い灰のようになって俯いていた・・・という話が腐るほどあるのです。

 でも、そんな人物を今でも採り上げている武道雑誌もありますね。どうしてか?と疑問に思われるでしょう。

 そこが日本の武道・武術の世界のダメなところなんです。実力が皆無であっても、有名人で注目を浴びる人間であれば権威者として持ち上げる・・・嘘をついていてもそれには触れない・・・むしろ、批判する者の方をタブーを犯す無礼者扱いして問題児扱いする性根の腐った業界です。

 日本社会はこういう傾向がもともと強いですが、武道・武術の世界は特にそうです。

 だから、そういう“嘘ついても売れた者の勝ちだ”みたいな風潮なのを利用して、「いかに世間を欺いて売り出すか?」ということを考える人間が“勝ち組”と持て囃されてきたのが、日本の偽装社会の根底にあると思いますね。

 甲野氏はその最も象徴的な存在と言えるでしょう。

 けれども、別に甲野氏以前にもそういう人物は何人もいましたし、甲野氏以外にも今でも同様に売り出している人はいます。自分が売れれば武道・武術がどうねじ曲がって広まっても知らない、関係ないと思っているような阿呆が溢れ返っていますよ。

 だから、そんな権威主義者の本質を観抜けないで騙される方が悪いと言われてしまえば仕方がないんです。

 もっとも、武道・武術の専門誌が信頼に値しないとなれば、何を信じればいいのか?

「俺を信じろ!」と言ってみたいのは山々なんですが、私はそういうキャラじゃないから申しません。

 ただし、自分の判断力の基準線を作ってもらうための材料(情報)と道具(情報の正しさを確認するための実験と訓練法)は私が提供していこう・・・と、そう思ったのがビデオや本を出し始めた切っ掛けでした。

 だから、武術の研究家を名乗るようになった訳です。

 いやはや、嫌がらせは酷かったですよ。今でもあるけど、本当のことを書こうとしているだけなのに、何で、こんなに潰そうとするんでしょうね? そんなに嘘、偽物にしがみついて何の役にも立たない武術にしがみついていたいんでしょうか?

 そんな態度は結果的に自分をダメにしてしまうだけなのに、どうして真相から目をそらして甘い幻想に浸りたがるのでしょう? 私には理解不能です。武術は現実に立ち向かって切り開いていく力を養うために修行するものですよ。引きこもっていたらダメ!

 甲野氏は武術家としての技量は皆無に等しい。それが“事実”だから、私はそう書いているだけです。嫉妬にかられた誹謗中傷ではないんです。

 正直、嫉妬心も以前は少しはあったかも知れないけど、今は全然ないですよ。逆に哀れだとしか思わない。「そこまでして達人扱いされたいんだ?」って思うだけ・・・。

 また、「武術を学ぶ者は節度を弁えて・・・」と何百回も言われてきましたけど、私は自分の評判なんぞどうなろうが関係ない。事実を事実として広く知らしめるのが研究家としての天命だと思ってますからね。

 チンケな処世訓を押し付けられるのはお門違いですし、そもそも私は事なかれ主義の人間が吐き気を催すくらい大っ嫌いなので・・・。

 それから、「それじゃあ、宇城さんはどうなの?」「日野さんはどうなの?」「高岡さんはどう?」っていろいろと聞かれるんで、はっきり思っていることを書きます。

 宇城師範は空手家として極めて高いレベルに達しているとお見受けします。が、気の技とかに耽溺してしまっている今の状況を見れば、将来的にはカルト的組織になりかねず残念なことだと思っています。空手の世界のためにも初心に帰って欲しいですね。

 日野さんに関しては、才能も素質も甲野氏以上だと思いますし、研究家としては認めるべき点が少なくないと思います。が、武術家として特に高いレベルに達しているとは思いません。戸隠流の初見先生とは比べる器ではないと思います。そこは事実として、手合わせすれば判明するでしょう。ヘンに持ち上げるのは第二の甲野氏を生み出すだけで良くないと思います。

 高岡さんに関しては、「お金儲けが目的なんでしょうね」の一言以外に何の感想もありません。・・・って言うか、あの方は武道家なんですか?


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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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