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稽古会日誌(12/14)

 今日(14日)は風邪も治らず朝から体調も悪くて、正直、稽古会にいくのが億劫。

 何日も風呂にも入ってなかったので髭も伸びてる。風呂に入ったら体熱上がって風邪のウイルスも殺せるかも?と思って、風呂に入ってみたら、咳が止まらなくなって困る。

「こりゃあ、師範代に指導は任せて休むかな~?」とも思ったけど、最近は才能のある新規の会員さんも交えてやる気が出てるからな~と怠惰な考えはふっ切る・・・。

 風呂から上がると身体が暖まった分、少しはマシになったので、出掛ける。

 朝から雨も降ってて嫌な感じですな~。冬の雨は寒いのを通り越して痛い感じがする。

 こんな日に公園でやるのは無理だから、シダックスが借りられて良かった・・・。

 この日は雨のせいか刀を忘れた人が多かったみたいなので、体術オンリーです。師範代に基礎錬体をやってもらって、対錬は初級と中級もやりました。

 私は動くと少し咳が出るので、ちょこちょこと直す程度にするつもりだったんだけど、やっぱり気が乗ると勝手に動いてしまいますね。

 以前は隠して教えなかったような危険なテクニックもバンバン教えてしまっているけど、こういう技は日本の武術ではほとんどやらないし、中国武術でも形としてしか教えないから具体的な使い方は知らない人が多いんですね。

 でも、ディスカバリー・チャンネルとかヒストリー・チャンネルの武術ドキュメンタリー見るとカリとかシラットでは普通にやってるから、あ~、東南アジアの武術は侮れないな~と思って、最近はバシバシ教えるようにした訳です。

 やっぱり、海外の発展した武術やっている人達と手合わせした時にやられちゃマズイでしょ? 知らない技には対処できないもんね・・・。

 差し手のやり方も表・裏から入る方法、構え手を崩しながら、そのまま打つ方法、接触と同時に崩しながら打拳・肘当て・倒れかかる相手の顔面を蹴り上げる方法・・・等々をやってみせました。

 また、推手から打拳、受け止められたらそのまま発勁・・・といった攻撃主体の推手のやり方なんかも指導しました。こういった技は太極拳ではあまりやりませんが、意拳や詠春拳には近いやり方があり、私はそれをさらに発展させて用いるようにしています。

 結局、意拳にしろ詠春拳にしろ、拳での打撃に拘っている点があって、もっと、貫手や掌打・裏拳・掴み手・肘打ち・前腕(内腕)での打ち等を使えば、技のパターンも格段に広がる訳ですから、そういう具合に改変していってみたんです。

 さらに言うなら、別に打撃技だけに拘らなくても、“崩し”を主眼にしていれば、相手の体勢によって打撃・投げ・逆固めなんかも変幻自在に出せると思って、そういう複合的な技法にしていった訳ですね。

 一瞬すれ違ったようにしか見えないのに何カ所も骨折して動けなくなってしまう・・・そういうのを私は目指しています。居合術で抜刀して納めるまでに何カ所も斬っているとか?

 そんなの無理だと思うでしょ? でも、無理じゃないと思うんですよ。相手が万全の体勢のところを攻めても無理だけど、相手の重心バランスが崩れてしまえば一方的に攻撃技をババババッと入れることは可能です。

 例えば、差し手で接触した瞬間に相手の重心が居着くか浮くかすれば、その体勢を立て直すのにどうしても時間を要するから、防御も攻撃もできなくなる。

 無論、0コンマ何秒の極めて短い時間ですよ。だけど、熟練した武術家ならば、それだけの時間があれば相手を殺すのに充分な筈です。差し手の重要性はこういうところにもある訳なんですよ。

 しかし、こういった技は基本から積み上げていかないと体得できないし、実際に使うには変化が複雑過ぎて形式で覚えるのは無理です。仮に手順を覚えても相手の体勢がほんの少しでも変化すればスムーズにかからなくなるからです。

 けれども、個別に分解していけば技の一つ一つは基本技でしかないのです。基本技の動きの中に応用変化できる要素が含まれていた。それを理解できれば技は千変万化していくという次第です。

 伝統空手・フルコン空手・古流柔術・中国武術・新体道なんかを学んでいた会員さん達にとっては、学んでいた技の秘密が解ける面白さがあるみたいでした。

“流派に優劣は無い”という私の主張が具体的に理解してもらえるのではないかと思います。

 ちなみに、師範代から「う~ん、やっぱり先生は身体の具合が悪い時のほうが動きがスムーズに流れてていいですね~」と言っていましたが、本当に合理的に動けば筋肉を無駄に使う必要はない筈なんですよ。

 こういう身体の状態で普通の武道や格闘技はまったくできないでしょうが、脱力して重心移動だけ意識して動くなら問題ない。むしろ、頑張らないからいい訳です。

 もっとも、今回はそれだけじゃなくて、実は、このところの青木先生とのお付き合いの中で、何となく「こ~なんじゃないかな?」と自分なりにピンとくるところがあったんですよ。

 だから、何とも表現できませんが、相手の動きが以前より確実に読めるようになった気がしますし、身体が勝手に相手の急所を探り出してピンポイントで攻めているみたいな感じがしています。

 要は、動きが滞って居着くのは、相手を的確にどう攻めていけばいいのか解らないからなんでしょう。今は身体が勝手に的確に判断して動いているから流れが途切れないまま動いていけているみたいに思えます。考えてないから凄くラクです。

 でも、これは教えるのは難しい。ちょっとでも戦闘意欲がわくと止まるから、長年、武道をやり込んだ人ほど難しいかも? こうなってくると身体の動きじゃなくて精神のコントロールのほうが関係してきますからね。


 ちなみに、結婚が決まった会員さんから披露宴に出席して欲しいと電話ありまして、感無量です。幸せな家庭をつくって欲しいですね。


追伸;これ書いている最中に新体道の青木先生からお電話があって、丁度、青木先生のことを書いていたから軽く驚きましたよ。先日、お訪ねした時にプレゼントさせていただいた香港海賊版?『斬虎屠龍剣3(子連れ狼・死に風に向かう乳母車)』が気に入っていただけたようで、若山先生の剣技の素晴らしさを堪能していただけたらしく、他の作品も観たくなって『子連れ狼DVD-BOX』も注文されたそうです。どうですか? 世界の青木も認めた若山先生の超絶居合を皆さんも是非、ご覧くだされたし・・・。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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