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6月セミナーは『軸の操作』

 5月が脱力で、6月は軸・・・どちらも合気系の技法原理にとって、重要なものです。

 脱力技法の弱点は、「相手も脱力していたら通じない」ということ。例えば、ヨガをやっている人なんかには効かないことがありました。

 でも、はっきり言っておきますけど、こういうのは技量の問題じゃありませんから、勘違いせんといてね?

 武術的に考えると、一つの方法論が通じなければ別の方法論を試す・・・これがセオリーなんです。

 だから、私はありとあらゆる方法論を実験して試行錯誤せねばならんと考えて、阿呆みたいにいろんな技を研究してきた訳ですよ。

「長野は解っておらん! 武術とは絶対なる一つの完璧な技を追究する修行道なのだ」と言いたい人もいると思いますけど、修行途上でやられちゃったら困るっしょ?

 理想をほぞくのは好きにしてもらって構いませんけど、武術は現実に戦って勝てなきゃ意味ないんですよ。

 アントニオ猪木に「猪木さん、もし負けたらどうしますか?」と聞いたアナウンサーがバチンとはり飛ばされて「戦う前から負けること考えるヤツがどこにいるんだ! このヤロー!」って怒鳴られた・・・あれこそが戦闘者の真実ですよ!

 負けてもいいんだったら、武術なんかやるな!・・・と、私は言いたい。

 無論、武術は自分から求めて戦いに臨むために工夫されたものじゃありません。ここが格闘技と一番違うところです。

 居合道の技の中には、怖がってるフリして相手が油断したところをザクッとやる技なんかもフツーにあります。

 要は、どんな手段使っても、取り敢えず勝て!という発想が感じられます。

“生き残る”・・・これが武術の目的ですよ。「こりゃ~、勝てね~や~」と思ったら、スタコラサッサと逃げるのも武術! 素手の相手に武器で立ち向かうのも武術! 一人の相手を多数で囲んで倒すのも武術!

 脇差に偽装した鉄砲なんかもあったのだし、「遠当て」という秘技の正体も、実は“目潰し噴出器”だったりするのです。

 当然、私はこういうのも研究しておりますし、目潰し粉なんかも調合したりしました。

 日用品を見ても、私はどうやったら武器に使えるか? あるいは武器を仕込んだりできるか?・・・と、必ず考えてしまいます。

 何か、最近、格闘技雑誌読むと、誰も彼もが武術武術と言っているんですが、何か、私はピンとこないんですね~。

 何で、武器の研究しないのかな~?とか、戦術を抜きにしたら意味ないと思うけどな~?とか、いろいろと疑問に思うところが多々あります。

 特に甲野氏が広めた誤解に捕らわれている人は存外に多いようです。

 武術の身体操作なんか、そんな不思議がるようなものじゃないし、個別に分解していったら別に特殊なことなんか一つもやってないですよ。

 合気は“力の働き方”だけ研究すれば基礎原理は小学生だって解る。一体、どこの馬鹿があんな神秘の超能力扱いしたのか? 

 気功も自律訓練法やっている人なら「あっ、同じじゃん」と気づく筈。

 何か、科学的に分析されたことがなかった分野そのものが、「科学的に解明できないのだ」という思い込みに浸ってしまっていると思うんですよ。

 中国みたいに科学的に分析していこうとする態度が必要ですよ。日本だとすぐに宗教哲学みたいになってしまう・・・。

 甲野氏が「私の技は科学では解明できない」とか大嘘こくからいかんのですよ! 「アンタの技なんぞ小学生にも解るわい!」と、私は声を大にして言っておきます。

 だってさ~、脱力して重心移動使ってるだけやん? んなもん、3分で教えられる。

 高岡氏も「従来の専門用語に科学的言葉を与えたのがエライ!」と、確か山田編集長が書いていたと思うんですが、私はそう思わないですね~。

 だって、高岡氏の俺ジナル理論の用語に訳しただけで、ちぃっとも科学的になってないと思うんですけど・・・。余計、意味不明になっただけに思えるのは私だけ?


 まあ、別にいいや。みんな間違ってくれてれば、私だけ得だから・・・。


 え~、6月のセミナーのテーマである「軸の操作」は、脱力技法だけでは崩せない人にも効果的に技をかけるのに有効性のあるものです。

 まず、自分の軸を意識することから始まり、次に相手の軸を洞察することに移ります。

 一番、基礎になるのは単純に“背骨”と考えてもらって構いません。

 軸を斬り崩す・・・これが軸の操作の基本中の基本であり、これは日本刀刀法の基本である“袈裟斬り”になります。

 脱力技法は力を抜いて重心を操作することで相手を崩していきますが、相手も脱力していたら重心が流動して逃げてしまうので崩しにくくなります。

 ところが、どんなに脱力しても骨は人体の中で硬さを保っています。つまり、骨格に力を作用させれば、構造上、力を受け流すのが難しくなるのです。

 これが、脱力している相手のバランスを崩せる仕組みです。

 さ~、いかがでしょうか? 今回は、いきなり最重要な秘訣をバラしてしまいました。

 去年までの私だったら、これは公開しませんでした。だって、通用しなくなると困りますから・・・。

 でも、今年は別にいいんです。

 先の先まで戦術を工夫できたからです・・・仕組みが解っている相手の返し技をさらに返す工夫をしているからです・・・が、これはセミナーを受講した人だけの特典とさせていただきます・・・。

 どうぞ、御期待くださいませ。


追伸;小島一志さんについて書くと、ブログの閲覧者が激増するという現象に驚いております。小島さんって人気があるんですね~?(イヤミ?) それはそうと、吉田豪さんの記事によれば、「必ず脅す。時には蹴りか肘が出る。・・・」とか書いていたそうですが、何か、「時にはキック、時にはパンチ、逮捕しちゃうぞっ!」というフレーズを思い出したのは私だけ? ミニスカポリスか?

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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