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麻薬が違法という意識が欠如してる?

「俳優の・・・」というより「矢田亜希子のダンナ」という方が有名な押尾学が逮捕され、自称プロサーファーの、酒井法子のダンナが逮捕され、のりピーにも逮捕状が出されて・・・何か、麻薬覚醒剤がらみの芸能界の逮捕劇が目立って増えてきてますね。

 ミリオン出版の『日本のタブー』では、芸能界の麻薬覚醒剤がらみの常習者の話がイニシャルで載っていて、そこに元アイドルの女優S・Nと書かれていましたけど、まさか酒井法子だったとは思わなかったので驚きました。

 芸能界の裏ネタ情報誌って、普通の週刊誌より信憑性低いんじゃないか?と思ってたんですけど、確かに表に出せない裏話のほうが真相だったりする場合が多いのは、武術の世界でも同じことですからね。

 だって、私は結構、何でも書いてしまうから普通だったら名誉棄損で訴えられる筈ですけど、ちっともそうならない。それは訴えたら調べられるから、薮蛇になるのを恐れているからでしょうね。

 でも、私は知ってることの半分も実は書いていないんですよ。それ書いたらいろんな人に実害が及ぶかもしれないということは書けないし、先日も新体道について書いた内容について青木先生から「ほめ過ぎですよ。俺、狙われちゃったら困っちゃうよ~」って苦情を言われちゃってですね。

「いや、先生、あれくらいかまして書かないと誰も注目しないっスよ~。それに全然、大袈裟じゃないですよ~」って申し上げました。だって、あれでも私は遠慮して書いてますからね。もっと、具体的なことはいろいろ知ってるんですけど、それ書いちゃうと名のある人の名誉を損なうことになるでしょ?

 青木先生は名のある武道家をダシにして自分を売るような甲野さんやキムタツみたいな下品な真似はしたくない人なんですよ。そういう奥ゆかしさって、最近の武道関係者って持つ人が少なくなってますでしょう?

 それに、今更、青木先生が出ていかなくとも現在の新体道師範方は世界中、どこに出ていっても恥ずかしくないレベルですよ。それでいて「新体道は戦わない武道です。挑まれたら逃げる!」ってへーきで言ってのけられる屈託の無さが私は大好きなんですよ。

 もうね~、武術家・武道家が集まると「俺の方が強い!」の冷戦状態になる訳で、頭悪いったらありゃしないんですよ。「あんたら、そんなに強いんだったら北朝鮮に拉致られてる人達救い出してきてくれよ」って言いたくなるのは私だけ?

 はっきり言って素手の強さ誇るのってヤンキーくらいのもんだよ。いい年こいた大人が喚くことじゃないですよ。

 武術武道って必殺の技を磨くのが本筋です。でも、それは衆に見せつけて威嚇するのではなく、平和共存共栄の道を開いていくための修行であって、人と腕比べして見せるのが目的じゃない。そこがスポーツとは違うところで、現代ではアートに一番近い。

 だって、海外では武術武道は“マーシャルアーツ”って呼ばれるでしょ?

 それに、一般には公開しないけど新体道の中では必殺技の研究もしているんですね。だけど、それはいざという時の心得としてのものであって、新体道の目指す本筋じゃないですよね。

 私が新体道をベタ誉めしているのは日本武術のあるべき理想の在り方として、目先の強さばかり追求して視野狭搾に陥っている武術・武道愛好家に考えてもらいたいからなんですよ。

 そういう意味で言っても、表面に出てくる情報って、出しても問題のないように編集されたものですからね。それを安易に信じるべきじゃありません。

 芸能人のクスリ汚染も、学校の教頭が覚醒剤常用で捕まるくらいの時世なんだから、裾野が広がっているという証明でしかないでしょう。

 そもそも、罪の意識が薄いし、「大麻は健康に良いんだよ」みたいな情報を出す週刊誌もあったりするので、「ちょっとリスキーな嗜好品を愛用して悪ぶって見せる」というファッション感覚で手を出す人が多いんでしょうね。

 そもそも、マリファナとかLSDとかはヒッピーやニューエイジ・ムーブメントの流れで「精神の覚醒」というテーマで持て囃されていた訳ですね。

 だから、アメリカの西海岸文化の提唱者たちの間では禁忌する感覚が薄いし、日本でも、その流れを汲む精神世界愛好家の間では「片っ端から麻薬や覚醒剤は試してみた」なんて自慢する人もいたんです。

 ヨーガや禅の瞑想は、変性意識(アルタード・ステーツ)状態をもたらす訳で、見悟に伴うトリップしたハイな感覚を求めていれば、依存性から心のコントロールができなくなる危険性もある訳ですね。

 そして、安直にハイな感覚さえあればいいのだと勘違いしたりする。中毒ですね。

 あのオウム真理教だってLSDとか使っていたようだし、そもそも瞑想ってナチュラルハイになる感覚があるから絶大な愛好者がいる訳ですよ。それを安易に求めるからクスリを使ってシャブ中になってしまう・・・。本末転倒です。

 精神世界と麻薬がらみでは『ホテル・カリフォルニア』のレコード・ジャケットの絵に悪魔みたいなのが入っている?という都市伝説がありますけど、あの「ホテル・カリフォルニア」というのは悪魔教会(チャーチ・オブ・サタン)のことで、悪魔教会を礼讚する歌だったんだという話もあります。

 レコードを逆回転すると悪魔教会を称える文言に聞こえるという話もあります。

 で、この悪魔教会に入信する歌手が多かったみたいなんですけどね~。それがフリーSEXと麻薬の常用にあったという話ですね。

 悪魔の前身は、古代宗教の神だったとされます。アスタロトやバアル、パズズ、ベールゼブブといった有名な悪魔は、キリスト教が広まって異教の神=悪魔へと地位を堕とされてしまったものです。

 まあ、戦争中に「鬼畜米英」と呼んでいたのと同じですね。

 ヒッピーやニューエイジ・ムーブメントは、カウンター・カルチャーって呼ばれてますが、保守体制への反発が根っこにあって、それはベトナム戦争の泥沼化による民衆の憤りと平和共存への祈りと共産主義思想への期待とかがあった訳でしょう。

 悪魔崇拝も保守的キリスト教への反発でしょう。

 日本では安保闘争に於ける全共闘運動がそれに当たるでしょうが、ゲバルトと麻薬は根っこで繋がっていたと思うんですよ。

 実際、ニューエイジ・ムーブメントを日本で率先して広めた人達って、圧倒的に全共闘運動で革命をうたっていた人達でした。

 鉄パイプや角材、火炎ビンふるうことでは何も変えられなかったという意識から、「暴力ではなくて精神の革命を起こすべきだ」と、元祖草食系となっていった訳です。

 私が小学校の頃にニコニコマークというのが流行りましたが、あれってラブ・アンド・ピースのヒッピー思想、ニューエイジ・ムーブメントの流れから日本に入ってきたようですね。

 狼男映画『ハウリング』やエイリアンSFコメディ『エボリューション』で、ニコニコマークを隠喩的に使っていましたが、これはニューエイジ・ムーブメントの顛末について知っているアメリカの文化人とかにはハハァ~と察しがつくんでしょう。日本人にはピンとこないけど・・・。

 私は、この流れの人達とは何人も付き合いがありました。肩の力を抜いて環境・身体・食について地道に探求し、淡々と人間の生きる意味とは何か?と考えているような、そんな修行者的な生き方をする人達には好感を持ちます。

 例えば、三鷹で、やさい村という自然食品店をやっている大友映男さんはそんな感じの人です。西荻窪のほびっと村学校で太極拳の講師もされています。

 でも、やっぱり我欲の充足を求める偽善的な人も多いんですよね。大友さんのような人は少ないでしょう。

 亡くなられているので名前は伏せますが、結構、その業界で活躍した人が、瞑想修行の弟子入りした女性二人が廃人になってしまったのに、何のケアもしないで見捨ててしまったそうで、いつも温厚で怒ったところを見たことがない大友さんが、「僕はあの人だけは許せない」と憤慨されていたのを、よく覚えています。

 だから、クスリと比べれば遥かに安全ではありますが、ナチュラルハイでも神経を病んでしまう場合はあるのです。本当に人格が一変して物凄く独善的になったりするのです。

 私が気功訓練を中止したのも、忠告を聞かずに熱中していた元会員の言動を観察していて異常性を感じたからです。シャブでも使ったのか?と思ったくらいですよ。

 もっとも、私は結構、冷淡な性格なので、忠告して無視する人間は「なら、勝手にやればいい。でも、会は破門だよ」と言うのが常です。人間はダメになる権利だってあるんですから、忠告して聞かない人間は一度ダメになってみない限り、自覚することはないと思うからです。

 舞い上がっている人間は他人の忠告に耳を貸さないものです。だから、忠告は一度だけしかしません。一度で聞かなければ二度も三度も聞かないでしょう。潰されて自分の力が足りないのを気づくのを祈るだけですよ。

 まして、クスリを使って人為的にハイな状態を得ようとすれば、生理メカニズムを狂わせて確実に健康を損ないますし、もう自分でコントロールできなくなっている人も多いでしょうね。

 クスリは脳を侵していくので人格も一変してしまうんですよ。シンナーなんて「脳を溶かす」と表現されるくらい有害だとされます。

 押尾学がMDMA飲んで云々という事件も、相手の女性が二錠飲んで泡吹いて意識を失ってしまったということですが、クスリにはそういう“リスク”が付き物だということを自覚させる事件として反面教師とするしかないでしょうね。

 捜査中だから憶測であれこれ書くのは遠慮しておきますが、ニュース報道を聞けば聞く程、具合が悪くなった女性を目前に救急車を呼ぼうとしなかった押尾の人間性を疑わざるを得なくなってしまいますけれど、男っぽさがウリだったのに意外な小心者だったんだな~と、二重三重にガッカリするばかりです。

 矢田亜希子も愛想をつかせて離婚したそうですが、賢明な選択でしょう(矢田亜希子もやってました・・・みたいにならないことを祈りたい)。

 酒井法子夫妻に関しては、TVで呼びかけた事務所の社長さんはいい人だな~と思うのと、周囲にそれだけ愛されていたことを酒井法子は自覚して猛省しなきゃいけない。結局、その信頼を裏切ったツケはあまりに大きいですよ。

 芸能人がクスリに手を出せば、「芸能界は特殊な世界だから精神的ストレスを癒す意味で手を出すのだろう」といった擁護論も出ます。

 けれども、もしそうなら引退して普通の生活をすればいい。芸能界で成功し第一線に居続けることは並大抵のことではないでしょう。が、それを言い訳にしちゃいかんですよ。

 だって、自分で選んだんでしょ? 人のやらない人と違う生き方を選ぶのなら人の味わうことのない苦労をするのは当たり前でしょ?

 クスリに逃げてどうすんの?

 いや、逃げてるんじゃなくて気持ちいいからやってるだけでしょう。酒好きは酒やめられないし、タバコ好きはタバコやめられない・・・それと同じでしょう。

 でも、違法なクスリであると知っててやるんなら、いずれ捕まって断罪されることを覚悟しておかなきゃならない。それができないんだから甘えているな~。

 麻薬・覚醒剤に手を出せば、健康を損ない、社会的制裁を受け、家族に迷惑をかける・・・という、“失うものだけしかない”という現実は認識しておくべきでしょうね。

 そのリスクを承知で手を出すとしたら、馬鹿の蛮勇としか言えませんけどね。

 芸能界のクスリ事件はまだまだ終わらないでしょうね。人気アイドルグループやお笑い芸人、俳優、女優・・・これから大変な事態になりそうです。



PS;大原麗子さんが急逝されて驚きました。病気を患っておられるとは電車の中吊り広告で読んだ記憶がありますが、まだ、それほどの年齢でもなかったのに・・・。御冥福を祈ります。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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