コンテントヘッダー

破門ということについて

 セミナーの日の帰り、師範代が「先生、条件付きの破門というのがあるんですか?」と、突然に聞くので、「えっ、どういう意味? 破門は破門だよね。条件付けて破門にするなんて聞いたことないけど・・・」と答えました。

 すると、「あっ、そうですか。僕はてっきり、武術の世界には条件をつけて破門にする風習があるのかな~?と思って・・・」と言うのです・・・。


 何でも、ある人のブログに、その人の元の師匠がしつっこくコメントをダメ出ししていて、“どうやら破門にした時に条件をつけていたらしく、それを守らないことに腹をたてているようだ”というふうに思った・・・と、“武術の世界には独自の風習があるらしいから、条件をつけて破門にしたりする風習があるのか?と思った”そうなんです。

 しかし、その書きようがあまりに愛の無いもので、読んでいてウンザリさせられたと言うのです。

「そもそも、条件をつけるというのは門下生につけることであって、破門にするということは、“貴方は門下生ではない”ということなんだから、どこで何をどうしようが本人の勝手だろ? 破門にした元弟子のブログにダメ出しし続けるなんて、そりゃ~嫌がらせしてるとしか言えないね。自分のブログに書けばいいことだよ。そうでしょう? そういうのは前代未聞だね~」と、答えました。

 翌日、いつものように原稿書いたフロッピーを取りに来た師範代に、気になったので、携帯でちょっと見せてもらったんですが、正直、唖然となりました。

「“これ”が元の師弟の間のやり取りなの? これは、単なる“荒らし”でしょう? この人は、ブログがまったくの第三者の目に触れるってことを解ってやっているのかな? こんなことやっても、自分自身の器の小ささを満天下に宣言するだけで、恥さらしにしかならないよ。職業武道家でなくったって、会を主宰しているんでしょう? どんな理屈つけてみたって、こんなに頻繁にダメ出しし続けるのって、破門にした元弟子をやっかみで嫌がらせしているとしか読めないよ。第三者にそういう風に思われてしまったらどうするの? 自身の立場とか考えないのかな? まあ、考えてないからやっているんだろうけど、それにしてもやり方が陰険だと思うね・・・」と、読んだ感想を言いました。

 私はまったく面識のない人なので、ここでお名前は出しませんけれど、でも、あまりにも大人げないやり方だと思いました。

 破門というのは、されるのも恥だけど、実はする側にとっても恥なんですよ。

 私なんて何人も破門にしていますから、大恥です。

 どういう意味か?というと、要するに“自分の指導力不足の宣言”でしかないからなんですよ。

 武術というのは人を傷つけたり殺したりしてしまう危険性を持っているものなんだから、それを指導するというのは責任が伴いますよね。

 武道やっている人間が人を怪我させたら罪が重くなることも実際にある訳ですよ。

 だから、“みだりに技の内容を口外してはならない”というのは、当然にして基本的な指導する者が教えるべき基本事項なんですね。

 再三注意してもそれを守れない者を破門にした・・・それ自体は理解できます。

 でもね。破門にしたということは、もう関係ない訳です。教える義務も義理もありませんよ。

 例えば、私のところの元会員にも、自分勝手なこと言ったり書いたりしている人間はいるらしいです。でも、もう破門しているんだから、私は一切、文句言うつもりはありません。

 もし、私や流派の名前を使ってやっているんだったら詐欺行為だから、当然、止めさせなきゃなりませんけど、そうでなかったら別に何をどうやっていようが私が関知することじゃありませんからね。

 トラブルが発生しても本人の自業自得だから、私は余計な口は挟みません。

 冷たいようですが、破門するということは「見捨てる」ってことなんです。言っても聞く耳持たないから、「じゃあ、勝手におやりください」ってことなんですよ。

 だから、原則的に破門にしたら後は何をどうしようが本人の勝手。

 だから、この元弟子のブログにダメ出しし続けている方は、やればやる程、自身の醜態を晒しているという事態をよく認識された方がいいと思いますね。

「みっともない」の一言だからです。

 通りすがりの人がそのようなコメントをしていましたが、それに対して「着信拒否されているからド~ノコ~ノ・・・」と、元弟子の人格攻撃をコメントしたりしていましたが、そういう言い訳をすればするほど、恥の上塗りにしかならない。

 そんなに気に入らないんだったら、チマチマとブログの文章に文句垂れてないで、直接、乗り込んでぶん殴って叱りつけるか、内容証明の書留送って「止めないと知的所有権の侵害で告訴しますよ」って宣言すれば済む話でしょう?

 私も会に所属したまま別団体に通っている人が陰で私を中傷している文章をブログに書いていると知らされて怒ったことあります。

 会に所属したままだったから怒ったんですよ。筋の通らない真似をする心根に腹が立ったのです。悪口書きたいんだったら退会してから思う存分、書けばいいでしょう? 私の目や耳に入らないところで悪口言うのにまで文句つけるつもりはないです。

 そんな卑劣な人間とは関わりたくありませんし、ヒマもありません。


 話を戻します。

 よく、考えてみてください。

 ストーカーみたいな真似されたら誰だって着信拒否しますよ、当然。その上、ブログの内容にイチイチ文句つけてくるのって、どんな正当性主張したところで、嫌がらせ以外の何物でもないんですよ。

 笑ってしまったのは、「破門にした意味を考えるべきだ」とか書いていて、「何なんだろう、この偉そうな態度は?」と思いました。

 破門にしたら師も弟子もないんだから立場は対等な筈です。いつまで師匠ぶってるつもりなのか?と、呆れましたね。

 仮に師弟の間柄でも、相手の尊厳を踏みにじるような物言いが許されるとは思えませんし、本当に、よくこんな一方的な嫌がらせに律義に対処しているな~・・・と、ブログを書いている方の忍耐力に、むしろ、感心しましたね。

 これは自戒を込めて申しますが、他人の批判をするからには、自分がそれをできる資格があるだろうか?と常に心のどこかに意識しておく必要があると思うんです。

 結局、因果応報って言うものは、やっぱり本当にあると思うんですよ。


 一つだけ確実に言えるのは、「この元師匠は武人じゃないな」ってことだけです。武を学ぶ人間の筋の通し方を弁えていらっしゃらないな・・・と、そう思いました。


 でも、ブログにコメント欄付けたら、私のところは即座に大炎上してるでしょうね。電話番号変えて非公開にしているのも、一日、多い時で70件くらい嫌がらせ電話かかってきて仕事に差し障りが出たからなんですよ(当然、被害届け出してますから、相手は警察の要注意人物のリストに載ってる筈です)。

 武術業界は粘着気質の脳みそが腐ったような連中が結構多いんですよね。

 私は、そんな連中に礼儀を払うだけ無駄だと考えています。付け上がるだけです。「文句があるなら勝負して決める覚悟は当然ありますよね」ってだけの話です。武術に民主主義はないんですよ!

 だから、私は武術の技に関して他人と技術論を交わす趣味は一切ありません。そんなことは百害あって一つの利もありゃしません。最終的には「戦って決めよう」ってことにしかならないんだから・・・。

 個人的に他の団体とかかわっても、間違っても技術交流はしませんよ。トラブルの元凶にしかならないのが解ってますからね。何度、煮え湯を飲まされたことか・・・。

 だから、自分の流派の内容を高めることしか関心ないですよ。それに、私と同じ考えで武術に取り組んでいる人は、恐らく、一人もいないと思うんですよ。近いこと考えていたって、微妙に目的は違うものです。そうなると、下手すると近親憎悪みたいな感情のもつれが出てくるんですよね~、これが・・・。

 そういう、くだらない揉め事に巻き込まれるのはごめんですよ。

 この破門した元弟子のブログにダメ出しのコメントをしつこく書き込みしている人も、要するに近親憎悪でしょう。

「俺のシマを荒らすんじゃねえぞ」ってのが本音でしょうね?

 それが透けて見えるから不快感しか感じられないんでしょうね。

 もし、そうではなく、純粋に元弟子のブログ内容の問題点を指摘しているだけなんだとしたら、それは自ずと文章の書き方に反映しているでしょう・・・。

 私自身も、文章書いて印税いただいている人間ですから、勉強させていただきました。

関連記事
スポンサーサイト
このページのトップへ
コンテントヘッダー
著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

FC2カウンター
リンク
最新記事
カテゴリー
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

月別アーカイブ
ブログ内検索