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11月“格闘技に活かす武術”セミナー

 2009年のセミナーも、残すところ、後、2回となりました。

 11月は格闘技や武道の試合に、武術をどう活かすか?ということについて解説指導していきたいと思います。

 格闘技と武術の一番の違いは、「ルールがある」という点です。

 武術というのは、要するに、「ただ、勝ちゃあいいんだよ」というムチャな考えが根底にあるので、武器を使ったり毒殺したりなんてのもアリなんですね。

 卑怯という概念はない訳ですよ。

 若山富三郎先生の『子連れ狼』なんて、騙し討ちは序の口で、刀は投げ付けるわ、ドロップキックかますわ、高機動戦闘乳母車のマシンガンで射殺するわ、竹筒手榴弾で爆殺するわ、そりゃあもう卑怯も糞もありません。

 そこが素敵ですよね。

 だから、基本的に私はもう武道だの格闘技だのの試合にはドンドン興味が無くなってきているんですが、やっぱり、生真面目な日本人が負け続けてしまうところは見たくないんですよ。

 それで、「何とか勝たせてあげたい」という気持ちでルールすれすれの武術式悪知恵?をお教えしようと思っている次第です。

 基本原理は、「相手に技を出させない」「相手のペースに乗らない」「相手の知らない技を使う」の三つです。

 指導予定は、伝統空手・柔道・フルコン空手・ボクシング(キックも)・剣道・総合格闘技などへの対策をやってみようと思っています。

「えっ、そんな色んな格技に対策できるの?」と思われるかもしれません。

 ですが、とにかく、種類がどうとかの問題じゃなくて、人間が動いて技を繰り出すのにそんな特別なやり方はない訳で、動き出すのを抑えれば何も関係ないんです。

 銃も引き金を引かなきゃ、ただの鉄の固まりです。引き金引かれても、銃口の前に立たなきゃ安全です。

 この原理原則を弁えて闘えばいいんです。

 かつてのグレイシー柔術が無敵の強さを誇ったのは何故か? 相手の技を出させず、攻撃の及ばない位置に回り込んでいたからですよ。

 武道や格闘技をやっている日本人に欠けているのは、戦略がないということです。戦略がないまま技を仕込んで闘うことしか考えない。相手の強い攻撃を、自分がより以上の力で粉砕しようと考える・・・。

 日本人に合わないやり方で強くなろうと考えたってダメですよ。舶来のものばかり有り難がって日本人の原点を追究しようとしないのは恥ずかしいことですよ。

 俺がそんな風潮を変えてやるぜぇ~っ!(といいつつ、中国武術も使ってるけどね~)



 それから、来年2010年の月例セミナーの内容についても概略を御説明しておきますと、基本的にテーマは本年と同じです。
 しかし、内容は、日々の研究成果を漸次、盛り込んでいきます。

 毎回のセミナーの前半では遊心流の基礎錬体を実施します。

 新しく参加される方を指導していて毎回思うのは、とにかく身体がメチャクチャに固いということです。それも長年、武道をやっている人に限ってそうなっています。

 理想的な身体性はダンサーです。全身を細かくしなやかに連動させられることが重心移動を駆使するのに必須なのです。

 私がお薦めしたいのは、タコ! 「タコになれ~っ!」

 ウエイトトレーニングは武術に関してはやってもメリットありません。筋肉を肥大させればさせるほど、動きが固くなって、武術の技は使えなくなると思って間違いではありません。

 ここまでいっても、「そうはいってもウエイトトレーニングも本当は必要ですよね」と、しつっこく聞いてくるムキムキ君がいるんですが、私は断固として否定します!

「ダメ! 絶対!」(覚醒剤に手を出すなってこと?)

 ストレッチはいいでしょう。ダンスもいいでしょう。ジョギングもダメじゃありませんよ。でも、ウエイトトレーニングはマイナスにしかなりません。

“踏ん張る癖”がつくんですよ。「踏ん張りが効かないと技が効かないだろう」って、武道やっている人間は考えがちですが、それは筋肉の収縮で力を出すためには必要ですが、重心移動のパワーを最大限に用いるには絶対に踏ん張ってはいけません!

 もし、筋肉の収縮に頼れば、筋肉の絶対量の大きい欧米やロシアのヒグマみたいな連中には勝てませんよ。

 筋肉の生み出す力に頼る発想をやめて、塩田剛三先生のような技の力を使えば体重が二倍も三倍もある相手を制圧できる。

 皆さん、目先の強さではなくて達人の世界を目指しましょう!

 達人の世界は筋肉力ではなくて自然のパワーを用いないと入れません。自分の力(小乗)を捨てて、自然の力(大乗)を借りるんです。

 武道家には我の強い人が多いですが、真の達人は我を捨てられる人です。ならば、最初から我を捨ててしまえば誰でも達人になれるじゃありませんか?

 いや、本当になれると私は思います。

 目先の強さばっかり求めている武道家なんか、実は大したことないんですよ。

 人間が真剣に戦うのに武道家も普通の人間も変わりません。

 私の知り合いの武道家が「私は一回だけ負けたことがある。その相手は武道家じゃなくて天然で強いケンカ屋だった」といっていました。

 結局、ものをいうのは気迫ですよ。

 2010年の月例セミナーのメインテーマは“自然体”です。

 毎回の個別のテーマに沿って後半は進めますが、それらは一年を通して全体で一つの達人養成プログラムになっていますので、一年通して参加してもらうことで精神と刻の部屋で特訓するような差が出ると思います。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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