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町井勲先生の技を否定する人がいるの?

 いや~、ちょっと驚いたんですが・・・、私、相変わらずパソコン使えず携帯電話のメールすら満足に打てない君なので、会員さんが気をきかせていろんなネット情報をプリントして持ってきてくれたりするんですけど・・・。

 私が、ブログで何度も「凄過ぎる!」と絶賛している町井勲先生の超絶の技について、「(居合道)連盟の五段しかもっていない」とか、「武道をわかっていない」「何が実戦居合なんだ」といった言葉を書いている人もいるそうで、それに対して町井先生も御自身のブログで自身の考えを書いておられるようです。

 噂には聞いていたんですが、本当にこんな“やっかみ・ねたみ・そねみ”そのものの誹謗中傷を書く人間がいるんだな~?と、何か、他人事ながら哀しくなってしまいました。

 いや、町井先生に同情しているんじゃないですよ。そんな愚劣な中傷をしている人達の卑屈さ見苦しさがもの哀しいんです。

 あのですね。

 私は、町井先生とは何の面識もないし義理も何もない人間ですよ。だから、一切の利害関係なしで意見を申し上げます。

 あの驚くべき絶技を体得するのに、どれだけの苛酷な修練が必要か? ちょっとでも居合を学んだことがあれば判らない筈がないでしょう?

 私は、TVで初めて拝見した時に、驚きを通り越して頭が真っ白になるような不思議な感動を覚えました。

 人斬り半次郎と呼ばれた薩摩の中村半次郎は、軒先から滴り落ちる雨垂れが地面に達するまでに刀を三度抜いて三度納めたと言われますが、町井先生の正確無比な居合斬りの技は、そういった伝説的名手に勝るとも劣らぬものだと思いました。

 鉄板斬りや生卵斬りは、斬心塾の東郷秀信先生も挑戦されていましたが、東郷先生も、かつては「あんなものは居合ではない」「邪道だ」と、執拗な誹謗中傷を武道界から受けて、かなり長い間、表立った活動をされていなかった様子です。

 何事も“出る杭は打たれる”ものであり、また、前衛を行く者は向かい風を独りで受けねばならないものです。

 特に武道の世界では、突出した技を持てば、目障りな存在として意味なく敵視されてしまうのが常のことではありましょう。

 けれども、“やっかみ・ねたみ・そねみ”に捕らわれた心で誹謗中傷の言葉を吐く己の姿を恥ずかしいと思う気持ちはないのでしょうか?

 我が及ばずと率直に認めて称賛の言葉を贈ることに何の躊躇が必要でしょうか?

 私は武術としての居合術を求めておりますが、居合抜きに斬る技術に於いて、町井先生の技は私の遥かに先を進んでいるのが明白であり、高き目標とはなり得ても、それ以外にケチをつける隙もないと感じます。

 例えば、私は先を読むことに関しては長く研究してきて相応の自信をもってはいますけれども、アットランダムに落ちてくる枯れ葉を抜き斬りにすることは到底、及びもつきません。

 どうしてか?というと、私は人間の身体構造から筋肉・骨格の連動を観察して予備動作が生じるのを観るからであり、樹木のように予備動作がなく、ふいに落ちてくるものでは読めないからです。

 が、町井先生の場合、反射神経が尋常ではなく、その枯れ葉を空中で捕らえて見事に両断していたのです。恐ろしいばかりの手練!

 以前、居合道五段の人と抜き打ちの早さを競ってみた時、完全に私が勝ちました。その人は、抜く前の予備動作がミエミエだったので、そんなに早く抜かなくとも私の方が早く抜けたのです。が、町井先生の速度には及ばないとTVを観ていて思いました。

 ふわっと構えていて、いつ抜かれるか予測できないんですよ。

 同じ五段でも抜き方がまったく違う。

 早撃ち0.2秒の人と0.06秒では次元が異なる・・・そのような違いがあるのですが、その違いを見極められる人は稀れでしょう。

 しかし、あれだけの絶技を見せられて、誹謗中傷の言葉を吐ける人のオツムはどうなっているのか?と、私は首を捻るばかりです。

 ですから、ちょっと、私が反論しておきましょう。

「連盟の五段しかもっていない」・・・段位の権威に頼るような未熟者は論外! アレを見て段位を云々・・・と論じる低脳の輩に武を語る資格はありません! ちなみに私は段位は一つも持っておりませんが、いろんな流儀の師範クラスの方に指導しています。要は、どれだけ本質を追究し得ているか?が重要でしょう。

「武道をわかっていない」・・・この人が言う武道とはいかなるものでしょうか? 殺し合いのない現代日本に生きる者が、自らを“武道家”と称する時に、そこに一定の定義付けがなされ、それに自らが相応しいか否か?という判断の基準が必要になる筈。武道とは何か? それを明確に示せる者にしか、このような発言は許されません!

「何が実戦居合なんだ」・・・“実戦に通用する居合術”という意味であれば、「町井勲先生の居合術は、現代で最も実戦に通用する可能性を示している居合術である」と言えるものであると私は考えます。その最も基本にして必須の技能は、“抜き打ちで斬れる”ということであって、私の知る限り、片手抜き斬りでマキワラを両断し、電動エアーガンから発射された6mmBB弾を鞘から抜き放つ片手斬りで両断してのける人が実在しているということそのものが驚異です。普通、居合の初撃は牽制で、両手でしっかり柄を握っての二撃目で仕留めるというのが観念として定着しています。が、厳密に言うなら、それは剣術に分類されるべきでしょう。鞘から抜き放つ動作そのものが斬撃力を持たねば瞬殺の居合斬撃とはならないでしょう。故に、それを実現してのけている町井先生の技が、最も実戦居合に近い境地に立っている・・・と、私は評価している次第です。


 まあ、余計なお世話とは思いましたが、韓国に取られていたギネス記録を日本に取り返して日本の剣技剣術の誇りを取り戻してくれた武道界の大恩人を素直に応援しようではありませんか。

 武を学ぶ者が、嫉妬心で誹謗中傷するなんて、こんな見苦しいことはないんですよ。恥を知りましょう!

 そして、いいものはいい。悪いものは悪い。それを論じる時は、きちんと理由を添えましょう。それでなくては建設的な論議は成立しないでしょう。権威主義から離れて本質を観ていきましょう。

 マキワラ一本、満足に斬れないフェイク武術家を現代の達人と持て囃すバカな時代に、私は、居合を追究する者の一人として、居合術の大いなる可能性を示してみせてくれた町井勲先生には心から御礼を申し上げたい。

 ただ、それだけです。


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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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