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年末年始は休めそうにないっ!

 いや~、参っちゃったな~。

 筑摩新書の原稿チェックと写真・イラストのキャプションも書いたので、後は一気にアスペクトの本を・・・と思っていたら、書いた原稿の半分くらいは書き直ししなきゃならなくなってしまいましたよ。

 今回は、ノッケから技術解説で始まったので、その勢いで最後まで技術解説一辺倒で行き切ってもらいたいという担当編集からの強い要望だった訳で、いつものボヤキ漫談風の文体とか余談が脱線するところとかはダメだというお達しを受けました。

 技術論に徹してシリーズの変革を目論んでというのは判るんだけど・・・う~ん、そういう無駄なところが私のスタイルというか味だと思うんだけどな~。

 まあ、ダメと言われりゃあ、変えるしかない。

 そんな訳で、年内に原稿そのものは書き直ししてしまおうと思っている訳なんですが、こうなるとは予想していなかったんで、構成とかネタとかのアイデアがイマイチまとまらないんですね~。

 細かく書けば、いくらでも書けるんですよ。

 でも、それやっちゃうと読者は完全に理解不能になってしまうでしょう。やっている人間にしか解らない内容になる。

 いや~、うちの会員でも理解できないかもしれませんね。

 要するに、人相とかクレッチマーの体型分類とか整体療法とかオカルトに突入したような話になっちゃうんですよ。

「それを合理的に書けるのが長野さんなんだから」と黒谷先生は言うんだけど、私も毎回、どう表現したら理解してもらえるか?と知恵絞ってるんですよ。それでも、「難しくてよく解らない」と言われることも多いんですよ。

 解りやすいというより面白いと言ってもらいたいんですけどね。

 でも、読んで解らないようなものじゃ仕方がないと思うしね~。

 う~ん・・・困ったな~・・・。

 一応、私の得意分野から考えてみるか?

 特撮・アクション・ホラー・SF・精神世界・宗教哲学・GUN・武器・日本刀・UMA・健康法・舞踊・・・etc.

 う~ん・・・今回の本の内容とは、あんまり関係ないな~。


 とまあ、こういう具合に考えが煮詰まっている時は、関係ないことをやってみるのもインスピレイションを得るのに役立ちます・・・。

・・・ってな訳で、小宮四郎國安の拵えを作り始めました。

 この刀、胴田貫みたいな剛刀なので、刀身が重い。遣いこなすためには重心バランスを手元に寄せる必要があります。

 そのためには、鐔を重いものを付けるくらいしか手はないんですが、先日、青木宏之先生の刀の拵えを作った時に武蔵考案の海鼠透かし鐔が格好良かったので、この刀にも海鼠透かし鐔を付けることにしたんですね。安かったし・・・。

 割りとゴツイ鐔なんですが、大きく穴が開いているので重量はそんなにない。

 なので、今回は柄木を削って鉄板を埋め込むことにしました。

 重りにするのは以前、買っていた軟鉄の平棒。1mあるのを寸断して使います。これでそこそこの重量増加にはなるでしょう。

 以前、繁綱の大太刀の柄の時にやってみたように(この時は真鍮板を仕込んだ)、柄木の茎尻の余った部分に彫刻刀で溝を彫って寸断した平鉄棒を仕込みます。

 次に柄木の側面にも同様に溝を彫ってはめ込んでみましたが、柄木を結構薄く削っているので、茎がはまる穴に貫通してしまうのでは?と、慎重に彫ってみました。
20091227_01.jpg

 後は接着剤で固定してから針金を巻いて柄が折れないようにして鮫革を貼って、柄糸を巻けば完成です・・・。

 今回、横浜名刀会で買っておいた白鞘の柄木を流用して作ったんですが、朴の木なので重い刀身を振って割れる危険性も感じたので、この鉄板(平鉄棒)をはめ込んだのは補強の意味もあります。

 実物の拵えの中にも柄や鞘を鉄板で覆ったものがあるそうですが、これはもう鍛冶屋さんに頼むでもしないと無理ですから、できる範囲でやってみました。

 丁度、預けっぱなしだった関住兼元(二代目以降は三本杉の刃紋の“関の孫六”で有名)の長脇差(一尺八寸)も戻ってきたので、こっちも拵え作ってみようかな~?と思っていますが、その前に研ぎに出した方がいいかな~?と思っております。本物だったら結構な値段になりますからね。


 そういえば、刀の拵え用の金具とかを買いに水道橋の尚武堂に行ったら、丁度、冬の特別セール期間で居合刀も割引されていました。

 それで、つばさプロジェクトからお歳暮でミカンを頂戴して非常に美味かったものですから、殺陣の練習とか撮影用に使ってもらおうと思って一振り買って、そのまま大塚のつばさ基地に持っていきました。

 かなり久しぶりだったのと暗くなっていたので、道を間違ったかな?とか思ったんですが、空き地だったところにでかいマンションとか建っていて、それで印象が変わっていたみたいです。

 秋本さんは留守だったんですが、スタッフの方に「お歳暮にミカンをいただいたのでお返しです」といって居合刀を渡してきました。

 翌日、秋本さんからお電話をいただいて、丁度、綺麗な刀がなかったので撮影用に使わせてもらいますということで喜んでいただけたみたいです。

 普通の人だと居合刀貰ってもイヤゲ物(みうらじゅん先生命名の、贈られた人が嬉しくない土産物のこと)にしかならないでしょうね~?

 以前、打ち合わせにつばさ基地にお邪魔した時に、殺陣に使う竹光の刀(物凄く軽くて私なんか逆にそれらしく振るのが難しい)とか美術刀(鋳物にメッキしてプラスチックの柄が付いたお土産用の刀)とかを見せてもらったんですが、居合練習用の合金刀の方が出来はいいですからね。

 居合の型稽古とかに使ってもらえば、つばプロの役者さんたちが時代劇に出演される時にも間接的に役立つでしょう。

 本当に技能のある役者さんたちには活躍して欲しいですね。いや、活躍させてあげなくちゃダメ! 日本はアクションを評価しなさ過ぎるんですよ。

 うちの会にも今年は役者さんが入りました。

 ハリウッドのアクション事情もちょっと聞きましたけれど、以前はカンフーとワイヤーアクション一辺倒だったけれど、今はフィノピノやペンチャックシラットが注目されているそうで、これからは、日本の武術の凄いのが注目されたらいいですね~。

 相変わらず日本刀の人気は高いし、サムライやニンジャの認知度も高い。『ラストサムライ』みたいな感じで『レッドサン』をリメイクしたら面白いと思う。

 いや、『カムイの剣』を実写版にしたらいいんじゃないかな~? 日米合作で。

 殺陣アクションに関しては、私だったらこうするけどな~というアイデアがいっぱいあるんで、役者さんは大歓迎。武術をベースにした殺陣や身体つくりを教えて、是非、大活躍してもらいたいと思ってます。

 あっ・・・そうだっ! 殺陣のことについて書けばいいじゃん?

 殺陣の練習は武術の読みの養成に役立つ筈だし・・・あ~、脱線してみるのもアイデアを得るにはいいですね~・・・。


追伸;新年のTV東京の大型時代劇は、『柳生武芸帳』! 反町隆史が十兵衛というのは未知数ながら(浜ちゃんが龍馬を演じたドラマで人斬り以蔵を演じていたのと大河くらい?)、疋田陰流の山田浮月斎を松方弘樹、柳生但馬守宗矩を高橋英樹が演じるというのは凄い! 考えてみれば、松方さんと英樹は対決したことないんですよね~。時代劇の大御所同士の初対戦。それだけで事件ですね。『寒月霞斬り』の時の松方さんは凄かったからな~。悪役の方が合うかも?

追伸2;反町と言えば、無眼流という流派に反町無格という遣い手がいます。ひょっとして末裔?

追伸3;秘伝を読んでいて、山口清吾先生が剣術をやったことがなく、「やればすぐ出来る、同じだよ」と言われていたという話を武田義信先生がされていて、「あ~、なるほど、そういうことだったのか?」と思いました。つまり、剣の型稽古をやっていないから、原理的な合気道の動きの中で自在に剣を操られていた。型の形に捕らわれていないから、あれだけのレベルの動きが出来たんだな~と、感銘を受けましたね。つまり、流派の形という枠組みから解放されていたんですね。私が山口先生の剣が国井先生を超えているように観えた理由がこの点にあった訳です。普通は、「剣術をやったこともない人間がイッパシのことを言うな」と言う人がほとんどでしょうが、剣を操る術を駆使するのは五体なんですよ。その共通原理が観えていれば使えない道理がありませんし、合気道そのものが剣の理合が基盤になっている。その上、合気は動きの流れが途切れませんから、剣を遣えば相手の隙間に水が染み込むように自在に吸い付くように相手を封じていってしまう。山口先生の剣はそういう術理だったのです。内家剣?とでも言いましょうか? 御一読アレ!

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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