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首刈り民族・・・

『映画秘宝』で“切り株”と表現されている映画での人体切断破壊シーン。

 何か、『ランボー・最後の戦場』が凄いという噂を聞いていたんですが、本当に、こりゃあ凄惨だな・・・と思いました。

 もう、ほとんどホラー映画というか、50口径のアンチマテリアルライフルや重機関銃で撃たれて頭が吹っ飛んだり手足が千切れてしまったりする描写が執拗なくらいリアルに描き出されて(スタローン、すさんでるな~)、80年代のスプラッター映画ブームの頃の作品を思い出しました。

 しかし、CG技術がリアルになった分、ちょっと不快に感じますね。作り手が病んでいるような印象まで受けてしまうからです。ま~、ランボーがヒロイックに描かれるだけの作品だったら、そっちの方が嫌ですけどね。

 80年代のスプラッター映画は、SFX(特殊効果技術)の発達と共に隆盛していましたが、どこか嘘っぽくて馬鹿馬鹿しさも漂うユーモラスな印象がありました。

『13日の金曜日』『バーニング』『サンゲリア』『バタリアン』『フェノミナ』等々の多くのホラー映画に血飛沫が飛び散るスプラッター描写が溢れていましたが、それらはファンタジーとしての表現として笑って見られました。

 それを意図的に狙ったような作品としては、今はすっかり巨匠になった観のあるピーター・ジャクソン監督の悪名高い悪乗りゾンビ映画『ブレインデッド』がありました。

 これがまあ、本当に下品なギャグをちりばめた作品で、現在は封印に近い扱いをされているみたいです。が、ここまでバカだと笑って見ていられます。いや、ホントにバカだから・・・。

 そもそも、スプラッター映画は映画の原点のような面もあり、戦争映画や西部劇、時代劇、武侠映画・・・等々で描かれる戦闘シーンでは不可欠のものでした。

 特に、世界的に評価された日本のサムライ映画『用心棒』や『ショーグンアサシン(若山先生版子連れ狼)』は、スプラッターなショッキング描写が注目され、作品そのものの面白さが認められたのです。

 特に若山先生版子連れ狼では、竹筒手榴弾で手足が吹っ飛んでたり、長巻でスネを払われると足首だけ立ったまま残っていたり、頭が縦にスイカが割れるようにパカッと割れたり・・・などというギミックをわざわざ作ってるんですが、もうギャグすれすれです。

 一説に、『ショーグンアサシン』がアメリカで公開されてから、80年代のスプラッター・ブームが起こったと言われているくらいです。

 何か、「リアルじゃない」と、こういう作品を非難する人もいますが、映画なんか嘘っぱちなんだから、必要以上にリアルにしなくていいんですよ。

 人類史の中で、原始的な人間の行動の中には敵の首を切る首刈りの本能が眠っているとされます。

 台湾の先住民族タイヤル族は、首刈り族で有名でしたし、アフリカ、インド、ヨーロッパ、中国、南米等にも首刈りの儀式的な風習がありました。

「ま~、野蛮な・・・」と思った貴方。忘れてはいませんか?

 日本人は世界に名だたる首刈り民族サムライの末裔だということを・・・。

「サムライの人口比率なんか微々たるものだよ」と、したり顔で言った人・・・甘いっ。

 農民だって、落ち武者狩りして竹槍や鎌でサムライの首刈りしてた筈だし、町人だって博徒になった者はいます。

 多少なりとも日本人のDNAには、首刈り族のDNAが入ってるはずですよ。

 多分、私はかなり濃厚に首刈り族のDNAが入ってるんじゃないかな~?と思うのは、「テメー、このヤロー!」って思うと日本刀で首すっ飛ばしてやりたい衝動に駆られますからね。

 刀剣店で刀を見る時も、「う~む、これなら一撃で首、すっ飛ばせそうだな~」と思いながら見てます。普通の刀剣愛好家は、こんなこと考えないで刃文とか地肌とかの美しさだけで選ぶんでしょうけどね~。

 あ~、オレも病んでるな~?


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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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