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無策の人に政治は無理

「バカなんじゃないの?」と呟いた人が日本全国でどのくらいいたことでしょうか?

 鳩山首相の沖縄訪問のニュースを見ていて、予想はしていたけれども、ここまで予想通りだと笑っちゃうしかないでしょう。

 私の周囲の人の中には「鳩山さんは一所懸命やろうとしていて誠実な人じゃないか? あそこまで悪く言われなきゃならないのか?」と同情的な人もいました。

 そう言いたくなる気持ちも判らなくはありません。

 でも、そんな人は政治家には向かないし、ましてや総理大臣は勤まらないでしょう。

 世の中で策略が重要な意味を持つ場は、軍事と政治です。

 社会システムを維持するのも改革するのも、それなりの戦略的策が必要です。

 これはもう人類の歴史を顧みれば否定できない現実であり、いくら理念を唱えてみても、武力行使で押し潰されたらどうしようもない。

 力任せだろうが何だろうが、勝った者が支配していくのが現実。

 だから、勝たなきゃならない。よって、力無き者はテロに走ったりする。

 そういう現実に対して、友愛の精神がどうこうと言う甘ちゃんが何をどう解決できるのか?

 重要なのは、具体的実効的策略ですよ。

「じゃあ、お前だったら、どうするんだ?」って言われるのなら、まず、自衛隊の中でロボットの研究をさせます。

「そんなことやって何の意味があるのか?」って思うでしょうけど、これはね~、具体的にどうこういうものではなくて、要するに、対外的な大ハッタリをかます訳。

 日本のアンドロイド型ロボット工学のレベルが高いのは世界的にも知られていることであり、それを本格的に軍事産業に投入しているという情報だけ公表すれば、外国にない技術だからこそ畏怖の感情が高まる。

 核兵器や化学兵器、生物兵器などに続く新しい科学技術の軍事研究をしているという情報だけで抑止力になりますよ。

 その上でアメリカの基地を徐々に無くして自衛隊の駐屯地にしていく訳ですよ。

 そんでもって、モビルスーツ軍団みたいなのをお披露目したりする。映像だけね・・・。
 解ります? この映像というところがミソで、CG特撮で作ればいいんですよ。情報は小出しにして・・・。

 もちろん、具体的にロボットの研究はやる訳ですよ。情報は実際の十倍に膨らませて出せばいいんです。

 で、お次の作戦は、海外との文化芸術の交流をどんどん進める。そして、発展途上国には学校を建てたり教育援助をしていく・・・。

 いろんな国の文化や芸術の背景には宗教がありますから、その宗教観を充分に学んで、その国その国と、どう付き合っていけばいいのか?を研究していく・・・。

 そういう文化交流を通じて、互いの文化的違和感を減らしていって、国同士の団結意識をつくっていく訳ですよ。

 で、友愛精神で繋がった国同士は対立する必要を感じなくなるから、国の垣根を越えた交流ができる。

 最終的には世界が精神的に一つになれば国家の防衛ということも考える必要がなくなって、警察機構だけで充分な形になっていく・・・。

 そうなってから、「実は日本のロボット防衛構想は嘘で、ロボット工学は世界人類の平和な生活のために役立てる研究をしていました~」ってやればいいんですよ。

 無論、こんな構想は5年や10年では無理でしょう。

 でも、100年はかからないですよ。

 要は、文化芸術の振興と交流による人類の精神性の成長と、教育事業に本気で取り組むことと、世界の軍事産業をエネルギー産業へと転換させることです。

 元々、飛行機なんて軍事産業によって発展したんだし、インターネットもそうでしょう? 転換させるのは難しいことじゃありません。

 結局、何が一番の問題かというと、人類が精神的に成熟していないことなんですよ。

 鳩山首相は、具体的な策略を持たないまま、普天間基地の県外移設を口にしてズルズルと期限を伸ばしてみたものの、無策なまま追い詰められてしまった・・・。

 沖縄県民に基地の県外移設を期待させておいて、「やっぱりダメでした」では済まないでしょう。

 できない約束はしない方がいいんだし、自分の無能さを晒して諦めてもらおうなんて甘い考えが通用すると思う時点で負けは決まっていた訳です。

 昨年、5月までと言って後手後手で動いてきた責任は重いです。

 アメリカの顔色をうかがったり、沖縄県民の顔色をうかがったり、揚げ句に福島さんの顔色までうかがったり・・・なんてことをやっているからダメなんであって、話し合いをするんだったら、アメリカの駐日大使を沖縄県民と討論させて話させるとか、日米の防衛協定の話題をきちんと論議したらいいんですよ。

 当然、「アメリカの基地がなくなって沖縄を中国か北朝鮮が襲ってきたらどうするんだ?」みたいなことを言われるでしょう。

 だって、アメリカの基地の人達って、「俺たちが守ってやってるのにガタガタ文句言うんじゃねぇっ!」て考えがある訳でしょう?

 私なんか、正直言って、現在の日本はアメリカの属国であり続けているんだと思ってるから、神奈川も米軍基地がいくつもあって、時たまうるさかったりもしますけど、しゃ~ね~な~って思ってますよ。

 だからといって、「日本国は日本の防衛軍が護る!」って論理もね~・・・。

 もう、21世紀になってんだから、い~加減、国家国防論みたいな目先の現実論から脱却して何十年後の世界の在り方を考えて具体的に必要なことを考えていったらどうですかね~?

 左翼の現実味のないタワ言も聞き飽きたし、右翼の国防論も近視眼的に過ぎる。

 世界の終わりは二つあるんです。

 一つは文字通り、世界が終わること。

 もう一つは、自分が死んでしまうこと。

 どんな人間でも、いずれ世界とおさらばするんだから、生きてるうちは自分のやりたいことを目一杯やって生きるべきでしょう。

 だから、鳩山さんも、アメリカにゴネてゴネてゴネまくってみればいいじゃないですかね~?

 だってね~、そんなにアメリカの顔色うかがってみたって、アメリカだって、いずれ変わんなきゃならないんだからさ~。それを早めてやったらいいのに・・・。

 そんな余裕はないか?


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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
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