FC2ブログ
コンテントヘッダー

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ
コンテントヘッダー

八月聴勁セミナー報告

 原稿書きが終わってないのでかい摘まんで御報告申し上げますぅ~。

 前回は“目付けで観る”「読み」について解説指導した訳なんですが、今回は“皮膚感覚で察知する”「読み」を解説指導したんですね。

 つまり、「観ちゃダメ!」という訳で、前回と真逆の内容だったんですよ。

 ユーチューブに出している動画で、うちの大石教練が目隠ししたまま北島師範の攻撃を見切って接触、崩してコカす・・・という一連の応用組手を演じていますが、今回の「読み」の方法論は、ああいう座頭市感覚を養成するための基本練習法を指導した訳です。

 フッフッフ・・・まさか、アレの練習法を考案しているとは思わなかったでしょ?

「ああっ! しまったっ! そんな重要なことを教えてくれるんだったら受講するんだったぁっ!」と思った方は・・・また来年、ヨロシク

 実は、この練習法はつい最近、今年に入ってから推手の稽古法をあれこれ研究していて工夫したものなんですね。

“目付け”で読むやり方については『武術の読み』で結構解説していますが、私はで書いた内容をセミナーでそのままなぞるような凡庸なことはしたくないんです。

 実際は、本に載せるイラストのための写真撮影をやっている時に、既にこういう研究が進んでいたんですが、それを載せる余裕はなかったので、参考までに少し解説しただけだったんですね。

 つまり、本に書かれている時点で研究は二歩か三歩、先まで進んでいる訳で、私としては本で発表したら、もう他所様でパクッて戴いてもかまわないレベルに研究は進めているんですよ。

 そうでなかったら、発表できませんからね。

 大体、「習ったことを後生大事にそのまま稽古し続ける」というのを美徳だと信じ込んでいる人達を、私は修行者とは思いません。

 習ったことは、まず、一所懸命稽古してきちんと体得する・そして自分で工夫して応用発展させる・さらに技の弱点を検討して返し技を工夫する・そしてまた弱点を克服するためのより完成度の高い技を工夫する・そしてその工夫を織り込んだ新しい基本型と稽古体系を編み直す・・・という発展系の稽古システムを考案していかねば、どんな優れた流派であってもいずれは時代に取り残されていってしまうでしょう。

 正直言って、日本の大半の武道家、古武術家はそうなってしまっていると私は感じています。何か、伝統的なもの、古いものほど完成されていると信じ込んでしまっている。

 そんな馬鹿なことある訳ないでしょう? ピラミッドくらいの大きさの建造物は現代ならどこだって建ってるでしょう。新しいものがより進化するのは当然のことなんですよ。

 冷静に客観的に考えないとダメなんですよ。

 むしろ、格闘技をやっている人達の方が感度が高いんじゃないでしょうか?

 しかし、動画で観ると海外のマーシャルアーツ事情はまったく違いますね。半年くらいして観ると、もう全然、別物になっていたりします。

 もちろん、玉石混淆ですよ。自己満足でダメなものも多い。けれども、技術的にビックリするくらい発展しているものも少なくありません。

 特にセルフ・ディフェンス系のマーシャルアーツの発展具合は凄いですね。クラブマガ系・システマ系・フィリピノ系・ウィンチュン(詠春)系が感じられますが、技術的に猛烈に核融合しているような印象を受けます。

 正直、日本のバカ正直な闘い方しか知らない武道家は瞬殺されてしまうだろうと思います。「あ~、“武道母国・日本”は遠い過去の話になってしまったな~」と、私は哀しいです・・・。

 けれども、「日本の武道が培ってきたものは、そんな底の浅いものである筈がない! 俺が必ず復権させてやる!」と、思っとります。

 そんな訳で、今回の聴勁を駆使した戦闘法に関しても、游心流の最新研究段階の稽古法を解説指導した訳で、本来ならセミナーではやらないんですが、まったく初めての人がどれだけできるか?という試みとしてもやってもらった訳です。

 そもそも、何でも同じですが、推手にしても手順と様式ばかりに拘って練習のための練習に終始して、一向に実用に結びつかないのが私は気に入らなかったんです。

 それで、“推手から差し手”という段階を個別に練習し、熟練したら両者を合わせて練習し、さらに実用化の手順(この辺りは隠しておきます)を踏む・・・というカリキュラムを組んでいった訳です。

 その一法として、今回は“目をつぶって”相手の構えを崩して倒す・・・というのを最後にやりました。皆さん、戸惑いながらも結構、やれていました。やればできる!

 こういうのを原理も理解しないまま形だけ見たら怪しい気の武術と勘違いしてしまうでしょうが、あくまでも身体感覚を駆使した技なんですね。感覚を養成していけば誰でもできるんです。「考えるなっ、感じるんだぁっ!」って訳ですよ。


PS;アスペクトから出ている文庫死ぬかと思った7』に私のエピソードも載っております。あ~、若気のいたり・・・。死ぬかと思った経験は他にも何度もあったんですが、「本当に死にそうになった話は笑えないからダメです」ということで、これが採用されました。よろしかったら読んでやってくださいませ。


関連記事
スポンサーサイト
このページのトップへ
コンテントヘッダー
著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

リンク
FC2カウンター
最新記事
カテゴリー
長野峻也ブログ
QR
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

月別アーカイブ
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。