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新作DVD撮影完了!

游心流の教材DVDに補足的なDVDをシリーズで刊行していこう」という話は以前からしていたんですが、その新シリーズとして、「最近、太極拳の効用を前面に押し出しているので、太極拳をベースにして発勁と化勁の用法を理解できるものを作ろう」ということで計画し、撮影日と場所も決めた訳ですが・・・。

 何と、当日の朝に北島師範が風邪でダウン。大石教練も風邪で体調を崩し、実は私も風邪が完治せずに、おまけに風邪の症状と思しき関節痛のためか持病の腰痛が出てきてギックリ腰寸前秒読み開始!・・・みたいな~。

 実は私、最近、著しく太極拳の内功が上がってきている北島師範に一通りやらせて、自分は応用技法とかだけ演じるつもりでいたもんですから、正直いうと困惑しまくりましたよ。

 太極拳となると、矢嶋師範代は、まだまだ模範で演武できる水準ではありません。彼は型の演武が特に弱点なんですね。

 となると、私がやるしかないんですが・・・私も、もう身体が勝手に動いてしまうようになってるもんだから、これまた模範でキッカリした演武をやるのは問題アリなんですよね。ギックリ腰も起こりそうだし・・・。

 でも、今更、変更はできません。場所代もかかってるし、仕事で忙しい友人に都合つけて撮影してもらうので、おいそれと変更できない。

 ガンバレ、俺。

 要するに、ピンチはチャンスに変えればいいんです。北島師範も大石教練も参加できないのなら、太極拳のDVDじゃなくて、練習風景の中で発勁と化勁を教える内容にすれば、私が一人で延々と実演解説する必要もないし、考えてみれば、会員に教えている様子の方が、鑑賞する側にとってもリアルだし、理解しやすい筈だと思います。

 それに、こういう展開ならば、武神館のシリーズみたいに毎回のテーマを決めておけばいくらでもDVDが作れてネタ切れになる心配がない。将来的なインターネット使った動画通信講座の教材にも使えるんじゃないの?

・・・と、行きの電車中で沈思黙考。撮影内容を発展的に変えることに決めて、会場に向かいました。

 方針が決まれば慣れたもんです。やっぱり、慣れてることは早いです。

 普通に練習しながら、「さ~、ここから撮影しますよ~」と、発勁の打ち方の練習をさせたり、その用法を教えたり、化勁の仕組みと、U先生のパフォーマンスのタネ明かしをやったり(口で批判するよりやって見せるのが早い)もしました。

 まだ、撮影した映像は見てませんが、自分でいうのも何ですが、結構、凄いと思いますよ。撮影してくれた友達も、見慣れてる筈なのに、「長野さん、やっぱ、うまいな~」と言ってくれたので、「俺ってば、どうしてこんな簡単に秘伝の仕組みを教えられちゃうんだろ? 普通は気の力とかトンチンカンな説明しかできない人ばっかりなのに」と、自分で自分に感心しちゃいましたよ。

 形意拳の崩拳、八極拳の頂肘・打開、八卦掌の螺旋掌・単換掌・大鵬展翅、新体道の大平原・下段払い、鞭手応用法・・・なんかの用法も実演解説しちゃいましたよ。

 当然、これらもすべて自分で技の仕組みも用法も考えて実験してきたものであり、特に誰かに習ったという訳じゃありません。俺ジナル?のテクニックだから、教えるのに何の制約も受けるイワレはありません。

 あと、太極拳家がよくやる片足立ちで片手や胸を押されても崩れないパフォーマンス。

 これなんて、「30年修行しないとできない技」だと聞いたことあったんですけど、試してみたらできちゃって、「おおっ、俺ってば凄いじゃん?」と思って実演して見せたりしているうちに、「むむっ? もしかして、これって誰でも教えたら、すぐ、できるんじゃないの?」と思って指導してみたら、やっぱり、簡単にできちゃう・・・。

“素人でもその場ですぐ体得できる”と確信しまして、今回、その要領を解説指導しましたが、「うちの秘伝をバラしやがってぇ~」って、泣いちゃう人がいるだろうな~。

 つーか・・・この情報時代に“秘伝”に頼って自己を権威付けしてる連中が頭が悪いだけなんですよ。世の中、変わっていくのに“武術の伝統”にしがみついて後生大事に秘伝伝授にこだわってたら、時代に取り残されるだけです。

 どうでもいいようなパフォーマンスのネタはばらして、武術として本当に大切なことは何か?という視点を追究するのが正しい取り組み方だと思いますよ。

 でないと本当の価値じゃないところばかり求めてしまうでしょ? 合気揚げがかかったのかからないのと一喜一憂しているようなボンクラを量産してるんじゃ~、パナウェーブ研究所かロマゾフィー協会と変わんねえっつうもんですよ。

“哀気の達人”に教わって洗脳されたい? 武術は糞マニアのお遊戯じゃねえんだっ!

 本当に、武術業界は甲野さんに毒され過ぎましたよ。武術として何の役にも立たない素人をビックリさせるために工夫された見せかけのC調手品風“武術みたいなもの?”を次から次に考えついて発表するノータリンっぷりを、何故、誰も批判しないのか?

 揚げ句の果てに、そのノータリンっぷりを猿真似しだしたりする日にゃ~、見ているこっちが恥ずかしい。「オメーら、何が目的で修行してきたんだよ?」って言いたい。

 そんな達人の秘技?のネタをばらして、無知な愛好家の目を覚ましてあげるのも研究家の義務ですよ。


 さて、当日、新規入会された熟年世代のNさん。

 セミナーに熱心に通われていて、この日、満を持して入会されたんですが、教えるそばからドンドン体得してしまって、ビックリしました。

 熱意があれば年齢だの何だの一切、関係ない。人間は、いつどこから志しを立てても、息が続く限り、向上していけるものなんだと思いましたね。


 今回のDVDは、結果的に、以前、出していた発勁のビデオやDVDと比べると、実際に戦うために使える戦術的な発勁の用法解説をしたものとなったと思います。

「発勁をどう使うのか?」という内容のDVDは、これまで一度も出ていないんじゃないかと思います。

 無論、「相手が攻撃しようとする先を読んで制圧する」というのが絶対条件ではありますが、そのための練習の取っ掛かりとして、かつてなかったエポックメイキングな映像作品になったと自負しています。

 そういう意味で、まったくの素人の人ではなくて、各種の武道の黒帯クラスの人に喜んでもらえるんじゃないかな~?と思います。以前、教えていた会員さんにも見てもらいたいですね。以前は、こんなことは教えられなかったから・・・。

 ともかく、期待していただいてもいいんじゃないかと思っていますので、宜しくお願いします。買ってね~。


 さて、撮影終了後、参加した皆さんから、「来年のセミナーはやるんですか?」と聞かれまして、まだ、迷っているとお返事したんですが、「是非、続けてやって欲しい」と嬉しい要望がありまして、よし、それなら、来年も続けるか~と、俄然、やる気になりましたよ。

 ほびっと村で月イチの講座を続けていた頃から考えても、私の場合、月イチくらいのペースで公開の講座、講習会で最新の研究発表をしていく・・・というのが大きな原動力になってきているんだと思います。

 つまり、参加してくれる人達の期待感のエネルギーが私の力になってきたんだと思いますね。

 三年前には解散しようか?とすら考えた游心流ですが、「続けて教えてください」と私を信じてついてきてくれた会員さんも、一人増え、二人増え・・・と、それなりの人数になってきて、セミナーも再開してから、また新たな人と出会ってきました。

 人間というのは誰にも期待されていないと空しくてやりきれなくなってしまう。

 私は臍曲がりだから、別に誰にも期待されていなくたって、「いつか見返してやるぜ」ってマイナスの想念でもプラスにできますけど、たいていの人はそんなことはできない。

 落ち込んで鬱々となってしまうだけでしょう。

 以前は、そんなヤツは心が弱過ぎるだけだと見下していましたが、残念ながら、今の日本の多くの人は、そこまで心が脆弱になってしまっているんだと思うようになりました。

 弱い心を鍛えるのに武道や格闘技は役立ちます。闘争本能を刺激するからです。その意味で、だれもが学ぶ価値はあるでしょう。

 そして、本当に上達したかったら、どんな流派を選んでもいいんです。自分が必死になって修行して学んだことを深めていきさえすれば、絶対に上達できます。

 どんな流派にだって達人のような実力者はいます。その人達は、その流儀の技を深めていっただけです。

 浅い考えのやつは格好だけ真似して技の中身を深めようとしない。だから上達できないのに、それを理解しようともしない。

 達人の物真似やったって意味ないんですよ。重要なのは技の質です。それが解らない馬鹿には実際にフルコンタクトで痛い思いをさせるしか理解させられないんでしょうね。

 私、「武術としては使えない」という定説がある簡化太極拳の技だけで戦えます。使い方なんか習ってない。全部、自分で工夫しましたよ。戦えるか戦えないかは、取り組む人間の意志の問題なんですよね。そこを勘違いしている人間が多過ぎます。

 一途に打ち込むことを怠って、何でも人に教えてもらえばいいと思っている人が多い。金出せば教えてもらえると思ってる阿呆もざらにいます。でも、そういう阿呆に限って金を値切ろうとするんですよ、これまた・・・。

 性根が腐ってるヤツが興味本位に武術やりたがるようになった原因はどこにあるんでしょうか? 専門誌の取り上げ方が良くないんじゃないか? 「専門誌に載せてもらったら礼儀知らずの頭がおかしな連中ばかりやって来た」という話をよく聞きます。

 私は、いろんな流儀の演武を観る機会があったら、も~、必死になって「絶対に技の秘訣を観抜いて体得してやる!」と気合入れて観ますよ。

 だから、やって見せてもらうだけで涙が出るほど、有り難いです。例えば、太気拳の岩間先生の演武なんて、技を実演しながら解説までしてくださったんですから、本当にもう、一生の宝物ですよ。

 一回、岩間先生のお弟子さんだった方から「岩間先生の技に似てますね」と言われた時は本当に嬉しかったですね~。お世辞でも嬉しいです。あんな一流中の一流の師範に似てると言ってもらえるなんて・・・。

 それに、小林先生や青木先生や友寄先生や光四郎先生には、もう、財産を分けていただいたようなもんですよ。だって、この先生方と出会っていなかったら、私は今、生きていないかもしれませんからね~。

 お金に換算できない無形の財産というのもあるんです。

 第一には親。保護者ですよ。そして、いろんな先生。友人。その重要性が解っていたら、感謝せずにはおれないでしょう?

 よく、自分ひとりでやっている・・・とか、世間にルサンチマンを溜め込んでるみたいな人もいますが、それは自分の生きている真相を解ってないだけだと思いますよ。


 撮影の合間に、香港旅行に行っていた会員のKさんがお土産の槍穂や匕首の中国兵器レプリカをくれ、DVDを貸してくれました。

 うちは出入りは結構激しいけれども、人柄の良い人が集まってくれて、有り難い。いくら実力があっても、一緒に飯食ってて不愉快なヤツじゃ~、論外です。

 あ~、そういえば、横浜同好会を主催しているK原さんが、何だか妙に推手が上達しているのでビックリ仰天してしまいましたよ。

 やっぱり、人を教えるということの成果なのかな~? 実に絶妙に相手の体勢を崩して推し飛ばしていて、何か、二週間くらい会わないうちに別人のように上達しています。

 男子三日会わざれば刮目して見よ!という言葉はありますけど、まさにそんな感じで驚きました。そして、なかなか上達できなかったK原さんが、突然、一気に何段階も向上しているのを見るのは、私も嬉しかったです。

 三年前に、游心流は解散しようかと思った時に、私に教えて欲しいと言ってきてくれた中の一人が彼でした。

 たった三人を相手に日曜日の公園で教え始めた時は、この三人を絶対に達人に育ててみせると密かに思ったものでした。

 三年が経過した今、恐らく、最初に構想していたレベルには達しているかもしれませんが、向上したらしたで、もっと先へ先へ・・・と目指す地点は高まっていきますね。

 まあ、取り敢えず、頑張って続けていけば確実に向上するもんですよね~。


追伸;中国の反日運動が激化しています。いつもお世話になっているストアハウス・カンパニーさんも上海公演の予定がたたずに困ってらっしゃるそうでした。本当に国の軋轢というのは厄介なものです。文化芸術の交流というのが最も有効な国際平和の実現に繋がるものなのに・・・。国という概念が百年先には無くなっていて欲しいと思いますよ。国という縄張り意識が人種の対立を招いているんですから・・・。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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