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お待たせしました! 游心流新DVD完成しました。

 游心流の自主制作教材DVDの最新作が完成しました!

 タイトルは、『発勁と化勁 原理と用法』です。

 最初は「発勁だけで作ろうか?」とも思ったんですが、過去に作ったものの焼き直しみたいなものにはしたくなかった(同じレベルに留まっているみたいなものは作りたくないのです)ので、「発勁を効果的に使うためには化勁とうまく組み合わせることが重要」だというコンセプトで、これをワンセットにして、原理解説と、こうした技をどう具体的に用いればいいのか?という用法について最新研究成果も交えて解説実演してみました。

 発勁を見せるだけなら、板や瓦を割ってみせるとか、でかいミットを持たせてふっ飛ばすとかやれば、「お~、強そうだな~」と、素人目には驚かれるだろうとは思うんですけれど、単に威力だけ見せてもあんまり意味がないんですよ。

 重要なのは、武道や格闘技の実践者を相手にして、いかにして制圧するか?という実用法を示さないと意味がないと思うんですね。

 正直、威力そのものは打ち方を理解すれば素人でも必要十分なレベルで出せます。

 しかし、威力だけ出せても、相手が黙って打たせてくれるなら別ですが、そんな訳はないでしょう?

 達人の逸話みたいに「牽制の一撃だけで相手が死んだ」とか、「一歩踏み込むだけで倒した」といった話は、実は威力が強大だったという話ではないのです。

 要は、「相手が防御の暇もないように戦闘意識の隙間を巧妙に突いた」という招法(技を極めるための誘いや作り、仕掛け)の有無を考えないといけない訳です。

 つまり、敵の虚を突く方法と合わせた必殺必中の戦術が重要になるのですね。

 でも、この戦術について武術愛好家は恐ろしく無知なのです。強力な発勁を素早く打てば勝てる・・・くらいの恐ろしく漠然としたイメージしか持っていない。

 どうしてか?というと、自分の技のことしか考えないから、相手をちゃんと観察していないんですね。

 プロボクサーは、相手選手の試合ビデオを見て技のパワー、スピード、スタミナ、バランスなどを総合的に判定し、欠点を見つけます。その欠点を拡大させていくような戦法をとることで有利に闘えるからです。

 プロの格闘家や、現実に戦うことを考えている武道家は、そのように具体的に戦う場合の相手の攻略法を常日頃から考えていたりするものです。

 けれども、普通に武道を習っていたり、武術を愛好している人には、こういう意識が奇妙なくらい抜け落ちてしまっている人が驚くほど多いのです。

 だから、「発勁さえ打てれば無敵だ」とか、「合気さえ体得すれば無敵だ」と、幼稚園児みたいな妄想に浸ってしまうのです。

 ところが、実際に、発勁や合気の遣い手と雑誌に紹介されている人を尋ねてみたら、本気で打ったら死ぬんじゃないか?と思えるような人物だったりする訳です。

 あるいは手品みたいなパフォーマンスばかり見せて威張る自己崇拝の度が過ぎた新興宗教の狂祖みたいな性格だとか?

 30歳になる以前の私も、そんなパチモン武術家ばかり見て、「武術界はインチキの巣窟じゃね~か?」と思ったものでした。

 が、やっぱり本物はいたんですよ・・・。私は本物の武術の達人に何人も出会えて幸せ者です。

 結局、発勁だ、化勁だ、合気だ・・・って言ったって、技であることは変わらない訳で、遣う人のレベル次第なんですよ。

 私より凄い人はいくらでもいると思いますし、口先だけでてんでできない人も大勢いるでしょう。

 だけど、明確に技術として人に指導できるように日々、工夫し続けているのは、私が今の日本の武術界でダントツだと憚りながら自負しております。

 一応、研究家としていろんな類書を読んだり映像を見たりもするんですけど、何か、よく意味が解らない。1P説明すれば解る内容を本一冊も二冊も使って解説して、それでも足りない・・・。

 何か外人の発勁動画を見てたら、延々とくっちゃべってるだけで、ついに最後まで発勁を打ってみせない・・・という、「なんじゃ、こりゃ~?」と言わざるを得ないものもありましたね。

 権威付けし過ぎてオカルトの世界にぶっ飛んでるみたいですね?

 そんでまた、そういう意味の解らない本を孫引きして本書いてる武道家みたいな人もいるから、勘違いがリフレインしていくんですよ~。

「俺の本読んで、目ぇ覚ませぇ~!」と言いたいです。


 ハッ・・・取り乱してしまいました。スイマセンッ!

 今回のDVDは、いつも稽古会で練習しているような具合に、教えている様子を収録していますので、単純に解説するより臨場感があって理解しやすいのではないか?と思います。

 よく格闘技をやっている方から、「発勁だの化勁だの合気だのと言っても、約束組手で一方的にやって見せるだけで実際に通用するのかどうか解らない・・・」という疑問の声を聞くんですが、こういう技は、約束組手で着実に使えるように訓練していかないと、いきなり自由組手で使おうとしても極めて難しいんですね。

 何でか?というと、読みと交叉法の訓練が必要だからです。それを抜いたら使えない。

 今回は、いつもの練習風景も多少、収録していますが、それがヒントになります。そのための稽古法の指針は示すことができたか?と思います。

 でも、逆に通の人しか解らない可能性もあるので、このDVDは、まったくの初心者の方は見てもよく理解できないかも知れません。

 例えば、最近、シダックスに来た合気道初段だという人は、私が目前でいろいろ重要なことをやって見せたのに、まったく何も判別できていませんでした。

 要するに、武術の真贋を区別する眼力が無い訳です。こういう人は実際にぶっ飛ばすとかぶっ潰すとか手荒な技をかけて身体で覚えさせるしか方法がないんですね。

 私のこれまでの経験でいうと、大体、三段以上くらい、10年以上の修行歴があるような人でないと判別できなかったように思います。

 未熟な人は強い弱いしか判断の基準がないんですね。その強い弱いの判断基準として段位で測ろうとするんです。

 実際、空手や柔道、剣道の場合は、実力と段位が大体はマッチしています。

 ところが、合気道、少林寺拳法や、中国武術、古武術のように型稽古が主体のものになると、段位や修行歴、大会の順位などが実力(実際の戦闘能力)と掛け離れている人も少なくないのです。

 だから、それらの武道や武術は「屑同然のマヤカシだ」と断定的に語る武道関係者もいるんですね。

 でも、これまた私の経験上を申し上げれば、試合は判りませんが、ストリートファイトのような状況に対応しやすいのは、合気道、少林寺拳法、中国武術、古武術の方なんですよね~。不思議ですね~・・・。

 結局、試合を数多く体験すればする程、ルールに則った一定の戦闘スタイルが骨身に染みていくのでしょう。よって、臨機応変に狡猾に戦うことが必要になるストリートファイトには適応しずらくなってしまう訳です。

 ここの違いを認識できないまま強いの弱いのと論じることは不毛です。

 私は昔から、試合で勝ったことは一度もありませんし、空手の組手や剣道の立ち合い、柔道の乱取りなども勝ったり負けたりで、パッとしませんでした。

 高校の体育正課で柔道を選んだ時は、柔道の先生に目をかけてもらって、そこそこ勝てたりしたのですが、でも、二勝一敗一分け・・・くらいでしたか? 昇段審査も受けてみたらと勧められましたが、柔道部員でもないので遠慮してしまいました。

 中学の時の剣道部は辛い思い出しかありませんでしたが、人生、辛い思いをした方が実になるものなんですね。今は日本刀キチガイになっているんですから・・・。

 という訳で、私の公式戦記録はパッとしないんですが(一応は、勝ち越してます)、高校時代以降、結構、武道経験者とかヤンキーとか暴走族とか、そういうタイプの連中と手合わせすることは多かったんですが、それに関しては全戦全勝だったんですよ。

 中学時代のイジメ経験で魔太郎がくる!みたいな精神構造になってしまっていたので、不良連中をサドみたいにぶちのめすのが趣味みたいになっちゃったんですかね~?

 で、何で勝てたのか?というと、“武術のやり方に拘ったから”。

 つまり、相手の隙を突く・相手を騙す・相手をはめる・相手の知らない技を使う・・・といった武術のセオリーを忠実に実行したからです。

 中にはボクシングの県大会でベスト8に入ったヤツもいましたよ。騙して勝ったけど。

 でも、これらの戦績って、強いから勝てたんじゃないでしょう? 狡いから勝てたんですよね。

 よって、そんなこと自慢しても仕方がない。従って、武術というのは上達しても何の自慢にもならない・・・と、私は思うんですね。

 私、外見が優しそうに見えるから、余計に相手が油断してくれて助かるんですわ。「お前は顔が狡い!」って言われたことありますよ。眉毛垂れてて優しそうなのに、物凄い残忍な技を平気でやるから・・・なんだそうですけど、「人の顔のことは、ほっとけっ!」って思いました。

 でも、やっぱり長くやってると、それなりに上達もするもので、最近は割りと武道関係の方々からも過分な評価をいただくことも増えてきました。

 私としては完成形には遥かに遠いと思ってるんですが、やっぱり、会員の実力が伸びてきていることが大きいと思いますね。

 要するに、「長野さんは口先だけじゃないぞ・・・」と評価してくれる人が増えてきたということです。

 今回のDVDも、そういう意味で玄人筋には、評価してもらえるんじゃないかな~?という期待感はあります。初心者には判別できなくとも、ある程度、現代武道で二段以上の実力のある人くらいが参考にしてもらえるんじゃないかな~?と思っています。

 まっ、ちょこっとだけ、誰が見てもスゲーッ!と思えるような見世物芸もやっていますけど・・・、こういうのは、仕組みが解れば誰でもできるんだということを証明したくてやってみました。

 一部映像はユーチューブにも出してもらっていますので、それを見て作品の雰囲気を掴んでもらってから御注文いただくといいのではないか?と思っています。

 限定生産ですから、値段は例によって税込み1万5千円という高めの設定となっておりますが、自主製作品ゆえ、御了解くださいませ。

 その分、新作発売記念として、御注文いただいた方には文芸社より刊行され絶版扱いとなっている『武術と生きる日々』をサービス贈呈させていただきます。

 ちなみに、この本は現在、電子書籍でのみ発売されていて書籍入手は困難であり、また値段もプレミアが付いて5千円くらいしたという話もあります。

 また、従来の『游心流武術健身法 初級・中級』『 〃 上級』の教材DVDも、新作発売記念で年内限定で1万5千円にサービスさせていただきますので、未購入の方、この機会に御検討いただければ幸いです。


追伸;新作DVDは11月14日のセミナーでも販売致します。「格闘技に活かす武術」というテーマにも沿った内容です。



※※※ 商品詳細 ※※※

『発勁と化勁 原理と用法』DVD-R 本編:1時間26分
価格 15,000円 (送料はこちらで負担致します。)

『游心流武術健身法 上級 教材DVD』DVD-R 
価格 20,000円 (送料はこちらで負担致します。)

※游心流武術健身法 上級 教材DVDは販売終了(廃盤)となりました。

『游心流武術健身法 初級・中級 教材DVD』DVD-R 
価格 20,000円 (送料はこちらで負担致します。)

※初級・中級教材DVDは販売終了(廃盤)となりました。




ご注文方法

ご購入希望の方は、以下の要項を満たしてメール(yusin_mail_from2006(アットマーク)yahoo.co.jp)にてご注文下さい。折り返し、お支払い方法をご連絡致します。
(事務担当と販売・製作担当が別ですので、時間が掛かります。ご了承下さい。)

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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