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2010年月例セミナー終了!

 今年は、無事、12回連続の月例セミナーも終了致しました。

 御参加くださった皆様、本当にありがとうございました!
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 また、来年はどうしようかな~?と思ったりしておりましたが、「続けてください」との何人もの要望がありまして、引き続いて2011年も続けることとしましたが、早くも何人もの方の連続受講申し込みを戴いており、感謝感激であります。

 これだけ期待されていると、以前はプレッシャーに感じたりしていたものでしたが、最近は、「もう、ドンと来てください。やる気さえあれば誰でも達人になれますよ~」という自信も芽生えてきたりしております。

 それと、一つ、嬉しいお知らせがあります。

 この度、アメリカから参加されていて游心会々員でもあるH氏を游心流アメリカ支部長として正式に依頼し、任命させていただきました。

 元々、武術・格闘技の経験も豊富で、実力、人柄共に文句無し!と、常連会員間でも協議の上、反対意見は一つも無く、H氏が12月に帰省した折りにセミナーに参加したいとのメールがあった時に、これは渡りに船だと思いまして、こちらから依頼したものです。

 無論、うちは総合的武術文化の研究を目的とする団体ですから、一流派としての組織的制度等はありません。支部長に任命したからといって、道場を開くも開かないもH氏次第ですし、組織拡大が目的ではないので上納金制度のようなものもありません。

 副業にでもなれば幸い。ビジネスに転用できれば尚、宜しい。とにかく、重荷にならずにH氏の今後の活動にプラスになれば、私としても嬉しく思います。

 アメリカで游心流が知られるようになって要望が強くなったら、私も指導に行く機会があるでしょう。そして日本の武術の哲学的な要素(敵を殺さず活かす)が共感を得られれば、日本のステイタスも上げられるでしょう。どうせなら、そこを目指したい。

 彼からアメリカの武道事情の話などを聞いたりしても、日本と大同小異の問題がある様子ですが、一つだけ違うのは、アメリカでは日本の武道に対する尊敬と憧れの気持ちがあるということでした。

 私は、もともと自分の研究してきている武術を海外に広めたいとは、全然、思っていませんでした。

 20年くらい前から思っていたのは、「優しく温厚」と言えば聞こえはいいけれども、あまりにも弱々しい日本人が増えているように思えて、例えば、ちょっとイジメを受けたら自殺する・上司に叱られたら自殺する・暴行されても無抵抗でされるがまま・・・みたいな事件が多過ぎる・・・。

 要するに、日本人が逆境に立ち向かう戦う意志を失いつつあるように思えたのです。それは、戦後民主主義教育の中に潜められた愚民化政策だったとしか思えない。

 そのくらい、戦うことそのものを罪悪視する歪んだ平和思想が蔓延し、人間を平等に扱うという観点から“民衆”を主体とする社会主義が、個人の成長と確立を阻もうとしてきたように思えるのです。

 政治的な全体主義の中で個人は飼い慣らされるのに便利なように均質化されていくための教育を施され、結果的に自立できない弱い人間を増殖させています。

 昨今の民主党の迷走ぶりを見れば、現代日本の、個人の力を無視して力無き民衆が結集すれば何かができる?とする空理空論が露呈しているように思えます。

 私は、「何とかしたい」と、「心身共に強い日本人を育てたい。一騎当千の力を持ち、その自信の裏付けで人生を切り開き、世の中に活力を持って動かしていける人材を育てたい。そのための武術を広めたい」と思っていました。

「一人一人は弱くても人間は結集すれば大きな力が出せるのだ~」という妄想的論理が烏合集散を繰り返してきたことを理解しなければならない。無力で知恵のない人間が集結しても大事はできません!

 世の中を良くするには有能な人材を一人でも多く育てた方がいいんです。

 有能な人材というのは、力があって知恵があり、勇気と覚悟を持って世の中を良くするために無私の心で働ける人間のことです。

 今の日本の政治が何であんなにダメなのか? 無能な人間しかいないからですよ。無能な人間が結集しても何も変えられない。

 今の日本で本当に有能な人材は、文化芸術の世界には多いと思いますよ。

 でも、残念ながら武道の世界には少ないな~。青木先生くらいかな~? どうしてか?というと、武道やっている人間は自分のことしか考えない人が多いからでしょうね。脳みそも筋肉でできているのか?と思えるくらい単細胞な人間も多いし・・・。

 なので、残念ながら、私の研究内容を本当に評価してくれる日本人は極めて少数です。

 武術という文化そのものを日本人はまったく理解しようとせず、茶化して冷笑するだけです。あるいは、下手くそな手品紛いの見世物ばかり演じて武術を権威付けしようとする脳みその腐った“外道”がいるばかり・・・。

 また、学ぼうとする人達も、単に物珍しい技術と知識を得て自分を権威付けしたいだけの自己チュー野郎が少なくありませんでした。

 よって、注目度はあっても、私の研究内容を真摯に評価して礼儀をもって学びたいとする人は至って少なく、少数の人に細々と教えていくしかないのだろうか?という諦めの念すら生じていました。

「まあ、武術でもやってみようか?」と考えているような人は、私はあんまり教えたくありません。価値の解らない人間は、自分に相応しいところに行けばいい。

 けれども、ここ最近は、武道を真摯に追究する過程で私に学びたいと思って尋ねて来てくれる人も徐々に増えてきています。

 H氏もそんな一人でした。

 人生、意気に感じるものですね。

 また、タイミング的にも、「いくら頑張っても日本人は海外で評価されているという舶来思想に弱いものだから、一回、海外で認められてからの方が結果的に日本で評価されるようになりますよ」というアドバイスも受けていて、そうするつもりになっていた時期だったのです。

 確かに、目前に危険が迫っても自分から戦おうとはしない日本人に武術を教えたってモノになる筈がありませんね。ブタに真珠です。

 当面、国内は少数精鋭に徹してみるつもりです。一人でも多く本物の達人を育てます。


 さて、例によって、今回のセミナーは、11回分の総まとめとして、気ぃ狂ったようなスピードで、縮地・発勁・合気・推手・・・と、ダダダーッと指導して復習してもらいました。

 約、一年ぶりに参加されたH氏の武友の方(達人!)も喜んでいただけたみたいで、しかも入会もされました。12月に入ってから入会希望者が何故か増えてきましたよ。

 月に一回でも、一年通せば、相当な実力アップになりますね。でも、一、二回来てそれっきりだったりすると肝心なことは何も身につかないんです。

 確かに、うちに来てもらえば、発勁でも合気でも専門にやって教室開いているレベルの人と“同等かそれ以上”のパフォーマンスは即座に体得できます!

 嘘だと思うなら参加してみてください。納得できなきゃ金返しても構いませんよ。

 だけど、パフォーマンスと実際に戦うのはまったく別のことです。

 TVや専門誌に出て、本もDVDも出しているような人でも、いざ実際に戦えば素人同然の相手にボコボコにされちゃった・・・みたいな事故はざらにあるんですよ。

 経験者に負けるんなら話は解ります。私も何度かありますよ。

 生涯不敗というレジェンドのある武術家であっても、修行時代の未熟な頃とか年とって身体そのものが衰えた時には敗れた話は必ずあるものなんです。表に出さないだけで。

 でもそれは、真摯に立ち合ってきた証しでもあるんだから、恥とするには及ばないでしょうね。戦わなかったら負けもないんだから・・・。

 私が尊敬する青木先生や光四郎先生、友寄先生、小林先生も、自分が負けた話を平然と聞かせてくれましたよ。人間なんだから、時には思いもよらない不覚を取ることはありますよ。

 だから、私は、自分の負けた話をできない武術家なんか信用できませんね~。

 もっとも、“向かうところ、勝ったことがない”というコントみたいな人もいますけれど、世間的にはまだまだ武術家として売っていこうってんだから、あの売名欲の深さには、心底、恐れ入ります・・・。

 やっぱ、人間は、自分に正直に、他人にも“なるべく”正直に・・・という生き方をすべきですよ。


 それにしても、多くの方の御参加をいただきまして、DVDも買ってもらい、来年の申し込みもいただき、この構造的不況の中で揺るぎない期待を向けていただけるのは有り難き幸せというものです・・・。

 具体的に言うと・・・ゼゼコがたまって、今年は奥義“現金玉”を使わずに年を越すことができそうです(ふぅ~、自由業は辛いぜぇっ)。

 お陰様で刀の支払いも残り一本分になりましたぁっ(えっ?)。


PS;26日の本部稽古会後の忘年会ですが、コース料金だと値段が高くて大変だと思う方もいらっしゃるかも知れませんので、普通に自分の好きなの頼むようにしましょうか?
 とにかく、予約するにも人数が解らないと困るので、早く返事してくださいね~。

PS2;そういえば、一年ぶりにセミナー参加された方から、「去年よりずっと進化していて驚きました」と言われました。まっ、それが游心流の最大の特徴です。常に新しく日々改革していってこそ武術!・・・であると、私は確信して疑いません。

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著者プロフィール

yusinryu

Author:yusinryu
長野峻也(ながのしゅんや)。武術研究家。游心流武術健身法主宰。
武術指導、アクション殺陣指導致します。映画等のコラムも書きます。
関係者の方、ご連絡をお待ちしております。
yusin_mail_from2006
@yahoo.co.jp

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